「世界の端/アルルカン」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

世界の端収録CD紹介

・ミニアルバム「BLESS」収録

世界の端感想

楽曲を再生するとすぐに聞こえてくる、不思議な気分になる音。

まるで樹海の奥深くを彷徨っているような感覚にすらなります。

“「はじめよう――――」
闇にのまれた 心は決まって
望んでたモノから遠ざかっていく、自ら。
差し出す言葉も 届きはしないだろう
憂い終わったら 一度 オヤスミ”
―「世界の端」歌詞(作詞:暁)より引用―

薄暗く不思議な雰囲気のまま始まるAメロは、何か普通ではない事が始まる雰囲気があります。
「差し出す言葉」からの後半の二行は、暗さを保ったまま激しいバンドサウンドへと転じています。

「差し出す言葉」は闇にのまれた心を救おうとする一言なのでしょうか。
しかし闇にのまれた人には励ましの言葉はきっと信じられないのだと思います。こう思う事でしょう、「私の事なんて何も知らないくせに」

それがわかっているからこその、言葉が届かないだろうから、ひとしきり憂い落ち込んだらおやすみ、という安息の一言。

こういった言葉にこそ救われる人も少なくないでしょう。

“「――――終わらせよう」
光にも狂わされない 心で
望んでたモノへと近づいていけ、自ら。
交わされる言葉 削られてく想い
「解った!」(つもり)が 積る 昨日に
溢れ出す涙 拭い 見るのは明日まえ
傷口から睨む 世界の端”
―「世界の端」歌詞(作詞:暁)より引用―

私は、この歌詞が示す傷口はきっと手首の傷のような気がしてなりません。
「解った!」と周りはいうけれど、結局本当に理解される事はなくて、前を見る為に傷をつけるしか手段を思いつかない方が聴くと、共感を示されたと思う事が出来るのでは無いでしょうか?

Bメロの後すぐにサビに行かず、間に重い足取りながらも確実に前に進んでいるかのような演奏が入ります。
そして再び「交わされる言葉」~以降のBメロが繰り返され、ようやくサビへ移行します。

“さぁ 行こうか
果てしのない 道無き道を 当てもなく
そう 欲しいのはきっと 約束ではないから
さぁ 行こうか
果てしのない 道無き道を 歩いていく
この 先に待っている
運命さだめに祝福を 運命に祝福を”
―「世界の端」歌詞(作詞:暁)より引用―

サビのメロディは決して明るいとは言えず、悲しさを含んでいるのですが、それでもそれまでが暗い雰囲気で進行していましたから、相対的には明るく美しく聴こえてきます。

個人には、この歌詞の結末がハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは聴く人によって変わってくるような気がします。
明日まえ」に行く事が出来たとは思いたいのですが。

皆さんにはハッピーエンドに聴こえますか?バッドエンドに聴こえますか?是非一度、聴いてみて下さい。

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