「不規則性エントロピー/彩音」を聴いてみた!

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彩音『不規則性エントロピー』(TVアニメ『ひぐらしのなく頃に業』新ED)WEB-CM/Ayane irregular entropy

不規則性エントロピー収録CD紹介

・シングル「不規則性エントロピー」収録

不規則性エントロピー感想

イントロから、ピアノは綺麗に響くのにストリングスが不穏さと壮大さを演出していて、どことなく、ただしかししっかりと、恐怖感を植え付けて来ます。

“誰かの嘘がまた 誰かを傷つけ
誰かの嘘がまた 誰かを守った
歪んだ景色 やがて螺旋へ 落ちる感覚
痛みに震え 口かみ殺す”
―「不規則性エントロピー」歌詞(作詞:志倉千代丸)より引用―

この曲はアニメ「ひぐらしのなく頃に業」の「郷壊し編」のEDテーマでもある曲なのですが、歌詞はそこで描かれている北条沙都子というキャラクターの気持ちを表現しているのかなと思います。

北条沙都子は親友の嘘により傷つけられる側の女の子です。
傷つけられた末に少しずつ狂った感情に侵食されていく様子が郷壊し編では描かれているのだ、と現時点では思っています。(ひぐらしのなく頃に、は回答も含めて全て見終わった後だと解釈が変化する事が多々あります)

「やがて螺旋へ 落ちる感覚」のメロディの部分は何だか奈落に落ちて行く様な感覚がして好きですね。
この奈落の底まで落ちきったらもう救われないのだろうな……

“笑い合い 悲しみ分け合い
掛け替えのない 特別な場面
絆はずっと ここに在るよね”
―「不規則性エントロピー」歌詞(作詞:志倉千代丸)より引用―

幼なじみとずっと一緒に過ごして来た沙都子です。
この先もずっとずっと、一緒でいられるよね……?という不安な気持ちが表現されています。

メロディの落下している感覚もここでは一旦鳴りを潜め、心の中にある絆を抱きしめて大切にしているような、少し暖かさを感じるような雰囲気になっています。

“天高く 描かれた 空の色は 蒼くて
無限回 繰り返す まるでそれは 箱庭
幼き動機の共鳴 結ばれた糸先は
狂気と惨劇の舞台へ 繋がってる”
―「不規則性エントロピー」歌詞(作詞:志倉千代丸)より引用―

サビは再び奈落へ落ちていくような感覚へと戻っていきます。
なので、天高く描かれる蒼い空というのが、普通に地面から空を見上げるよりももっともっと高いところにあるような気がします。空が段々と遠く小さくなっていくような……

「無限回 繰り返す」のは、ひぐらしの中で沙都子や梨花など特定のキャラクターは惨劇により己の死を経験するループを繰り返しますから、その事ですね。

結ばれた糸先が繋がる「狂気と惨劇の舞台」は、私は「ひぐらしのなく頃に業」鬼騙し編~猫騙し編かと思っているのですが、中には旧作の「ひぐらしのなく頃に」を想像しておられる方もいらっしゃいます。

まぁ、沙都子が明らかに旧作の世界も経験したぽい動きをした回がありましたから……

どちらにしても、「狂気と惨劇の舞台」である事に変わりはありませんが。

こんな風に、ひぐらしのなく頃にと絡めると、何となく、先がどのようになるのか興味をそそられるように作られている一曲です。

出来れば、「ひぐらしのなく頃に業」と一緒に見て聴いて楽しむのが一番なんじゃないかと思いました。

視聴環境

再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Apple Music通常配信音源

イヤホン:ALPEX HSE-A2000PN

リンク

彩音 不規則性エントロピー 歌詞-J-Lyric.net

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