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D 「UNCROWNED KING」収録
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試聴
Antiserum収録CD紹介
・シングル「UNCROWNED KING」収録
Antiserum感想
和訳すると、「抗血清」という意味になるタイトルの曲。
「UNCROWNED KING」で行われようとしている「最後の賭け」の内容に深く踏み込むストーリーの曲になっています。
最初はピアノが美しく響きつつも、そこに少しずつヘヴィなサウンドが重なっていき、独特な、耽美な世界観を描き出していきます。
“生まれる前の記憶は
I remember Dimly still
愛という名の深い罪
All by my lonesome”
―「Antiserum」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―
この曲はDが描くヴァンパイアストーリーの中の1曲であり、ハーフヴァンパイアが主人公なのですが、「生まれる前の記憶」とは、恐らくその血に眠るヴァンパイアの王の記憶なのでしょう。
主人公はハーフの為、王が異種族と禁断の愛の関係にあったという事ですから、「愛という名の深い罪」はこの楽曲の世界観においては文字通りの意味なのだと思います。
このAメロで、英語部分が多重コーラスで歌われる事でよりこの曲の儀式のような雰囲気が強調されています。
“七つの犠牲 屍衣を纏い身を捧ぐ”
―「Antiserum」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―
ここで言う「七つの犠牲」とは、以下のWEBマガジンによると、「目と鼻と口と耳と四肢と頭と心臓」らしいです。
もし一人で捧げたら全部じゃないですか……!凄まじい儀式を行おうとしているようです。
主人公は心臓を捧げるようですが、頭を捧げる人?は大丈夫なのでしょうか?異種族だから大丈夫!だったりするのかな……
“赤く染まる海の底へと死を抱きながら沈む
祈りは泡に溶け
呪いにも似た鎖は唯一の自由を奪う
この血に贏ち得た時に痛みは消える”
―「Antiserum」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―
死に行く中で目覚める血の本能と戦っているのでしょうか。
「呪いにも似た鎖」は血や遺伝子の事で、「唯一の自由」は主人公の意思、そんな感じがします。
血に支配されるのか、自分の意思で完全に血を支配するのか。主人公はその瀬戸際に立っているのでしょう。
この楽曲は耽美で荘厳な雰囲気もありますが、全体的にミドルテンポで、ゆったりと揺らぐような、全身に染み渡って行くような感覚もあります。
まさに、確固たる意思を抗血清として全身に巡らせていくような1曲です。是非一度、聴いてみて下さい。
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