Dさんのライブハウス応援企画「Live House Never Die」もありますので、配信でもどしどし聞いてほしいのです……!
試聴
収録曲感想
光の庭
穏やかな春の日差しのような一曲。
次の曲の前奏的な立ち位置の曲でもありますが、短めのヒーリングミュージックのようでもあります。
LiveHouseNeverDieは、次の曲と合わせて「秋田 Club SWINDLE」の収益となるようです。
名もなき森の夢語り
歌い出しが既に神秘的です。
その後は、森の中に如何にただならぬことが起きたか、その緊迫感をコーラスや疾走感で演出。
前奏曲と比較すると、あんなに穏やかな表情を見せていた森が、こんなにも穏やかならぬ表情を見せてくるとは……という感じです。
自然は、それを汚す者には全く容赦というものをせずに追い立てて行くのです。
LiveHouseNeverDieは、前の曲と合わせて「秋田 Club SWINDLE」の収益となるようです。
Canis lupus
タイトルの「Canis lupus」はオオカミを意味しています。
人の子供を誇り高き月の民として育てるオオカミの歌です。
最初のピアノは夜に静かに浮かぶ月の光を連想させます。
「月の子よ~」から始まるサビは、月に向かって遠吠えをしているような力強さがあります。
曲の後半では、本当に遠吠えらしき声が聞こえてくる事も……
LiveHouseNeverDieでは、「仙台 CLUB JUNK BOX」の収益になるようです。
知られざる子供達
どこか不安を煽るクリーンギターから始まる曲。
これは夜の森の恐ろしさそのものです……
先程の曲でオオカミに育てられた子供の視点なのかもしれません。
自分が人である事に気づき、そして同時に、迎えが来ない事に気がつく。
そしてやがて、その事実を乗り越えて進んで行く事を決意して、完全に人とは決別していくのです。
序盤の静けさからサビの壮大さまで、展開がまさに劇的でドラマチックという言葉がピッタリな一曲です。
LiveHouseNeverDieでは「HEVEAN’S ROCK 宇都宮 VJ-2」の収益になるようです。
三角お屋根と哀れな小熊
愉快なお遊戯をしているようなメロディラインの一曲で、曲を聴いているだけでは一緒になって踊ってしまいそうな程リズミカルで楽しいのですが……
今までの曲で何となく自然側・動物側の気分でいると、人間の残酷さに嫌気が差してきます。
それを楽曲の勢いでどうにかマイナスになりすぎないようにしている感覚です……。
LiveHouseNeverDieでは、「HEAVEN’S ROCK 熊谷 VJ-1」の収益になるようです。熊だけに?
Like a Black Cat~無実の罪~
魔女裁判の光景が浮かぶ曲です。
どこか協会で聴くような神秘的なオルガン?の音が聴こえてくるのも、人が信じる神様のイメージなのでしょうか。
大切にしていた黒猫にだけは被害が行かぬようにと逃がしていますから、主人公は悪しき魔女などではなく、心の清らかで優しい人物なのです。
なのに、何らかの謀略に陥れられ、魔女の烙印を押され、逃走せざるを得なくなったのです。
しかしもはや逃げる事も出来なくなり、最後の、最期の瞬間まで屈しない事で自分の心だけでも守り抜こうとする姿は……
力強く、神々しいものに見える気がします。
LyricsHouseNeverDieでは、「渋谷RUIDO K2」の収益になるようです。(既に閉店してしまっていますが……)
春の宴
陽気な春の訪れを告げる笛の音から始まる、穏やかで楽しい森の一面です。
自然に仇なす者には恐ろしい一面を見せますが、長年自然と共存してきた者には暖かく優しい一面を見せるのもまた森なのです。
この森の中で生き続ける事を決めた木こりに見せる森の顔は本当に素敵な光景なのだと思います。歌声すらも全てを包むかのように穏やかな優しさを持っています。
LiveHouseNeverDieでは、「福井CHOP」の収益になるようです。
象と人と蟻と…
ファイヤーダンスとか似合いそうな民族的で情熱的な音が聴こえる曲です。
森燃やされちゃった……
だからこの曲が最後なのでしょう。ストーリーの中で燃やしてしまう事で、逆に私達の心の中に森が残るのです。
人は破壊を繰り返してしまう、だからもう二度と、自然破壊を繰り返す事が無いように。
LiveHouseNeverDieでは「本八幡 RouteFourteen」の収益になるようです。
視聴環境
音源:Apple Music配信音源
再生機器:Xperia 10 Ⅲ(DSEE Ultimate)
イヤホン:KZ DQ6
イヤーピース:final Eタイプ
ケーブル:KZ公式アップグレードケーブル90-7
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