「知られざる子供達/D」を聴いてみた!

音楽感想

知られざる子供達を聴いてライブハウスを応援しよう!

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試聴

知られざる子供達収録CD紹介

・アルバム「名もなき森の夢語り」収録

知られざる子供達感想

まるで夜、山の奥に迷い込んだかのようにとても暗く、悲壮な雰囲気のクリーンギターから始まる曲。

“影は手を繋ぎ御伽噺の夜は更ける
僕らはようやく気付く 迎えは来ない

闇を知る御方 教えて頂けませんか
古の森で生きてゆく術を”
―「知られざる子供達」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―

暗くシンプルな演奏に、ASAGIさんの深く響く低音の歌声。
「子供達」というタイトル、「僕ら」という歌詞。捨てられてしまった子供達は少なくとも二人以上います。

「迎えは来ない」の「来ない」の部分が、それまでの低く深く沈み込むようなメロディとは変わって急に、絶望を悟って叫んでいるかのようにメロディが高くなるのも好きです。

そして再び深く沈み込む低音のメロディに戻ります。
子供達は誰か=「闇を知る御方」に直接出会えたのかもしれません。もしくは出会えていないけれども神頼み的に口にしているだけかもしれません。
少なくとも子供達は、元の場所へ帰ろうという気はさらさら無く、この森で生活していこう、と意思を固めたようです。

“永遠に続く甘き菓子などない
口にすれば夢は溶けてゆくから”
―「知られざる子供達」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―

急にハードなサウンドが聞こえ始めるBメロ。
「口にすれば夢は溶けてゆく」……言葉に出した希望は叶わなくなってしまう、という事でしょうか。それとも希望は抱いた瞬間になくなってしまうと考えているのでしょうか。

それだけ、裏切られ、傷ついたと感じているのだと思います。

“いつか悲しみを乗り越えたなら
振り返る事はせず
やがては僕らも大きくなって
それぞれの道を行くだろう”
―「知られざる子供達」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―

これから悠久の旅路を進むかのような壮大な雰囲気のサビ。
捨てられた今を乗り越え、それが過去になるくらい先の未来を見つめています。
悲しいけれど強く生きようとする決意。それを偉大な自然が受け入れ、守ってくれる事を祈らずにはいられません。

とても、とても悲しい事があった人ならばこの曲は心に響いてくるかもしれません。もしくはその悲しさを壮大さで包み込んでくれるかもしれません。

リンク

名もなき森の夢語り by D
アルバム • 2020年 • 8曲 • 31分
http://j-lyric.net/artist/a04dcd7/l02add9.html
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