「象と人と蟻と…/D」を聴いてみた!

音楽感想

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試聴

象と人と蟻と…収録CD紹介

・アルバム「名もなき森の夢語り」収録

象と人と蟻と…感想

“百獣は森を追われてゆく
人は奪い与えはしない
火の手は森を焼き尽くし
息を吹き返す間もなく消え去った”
―「象と人と蟻と…」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―

伸びやかなメロディで語られるのは、焼かれる森と、逃げる動物達の姿という惨劇。

森林から逃げ出して、身の安全を得た所で振り返り、焼かれる故郷を見る動物達の嘆き。

“生命の環にて
種子は森となる

逆類げきるいに因りて
流麗は途切れた”
―「象と人と蟻と…」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―

聞こえてくる民族楽器のメロディと、荘厳なコーラス。まるでどこかの民族が儀式の為に歌っていると言われたら信じてしまいそうです。
その中で、ボーカル・ASAGIさんもららら…と民族調の曲にピッタリな歌声を披露。

歌詞が表現するのは、まずは食物連鎖の輪によって形成される偉大なる自然の生態系。それにより長い年月をかけて、1つの種が森になるという事。

けれど、そんな生態系を人間がいとも容易く破壊してしまったと、言いたいのだと思います。

ちなみに「逆類」とは「謀反を起こす人」という意味があるそうです。自然から見れば人間は謀反人という事なのでしょうか。

“偉大なる賢王は人に勝るという
瑣末さまつなる人間は蟻に勝るという
極微なる軍勢は象に勝るという
互いは動くに動けぬ三竦み”
―「象と人と蟻と…」歌詞(作詞:ASAGI)より引用―

囁くような高音のコーラスと、ASAGIさんの這うような低音ボイスの掛け合い。
三竦みという言葉から考えると、「偉大なる賢王」=「象」で、「極微なる軍勢」=「蟻」という事ですね。人間はそのまま人間という言葉が使われています。

でも、このバランスが取れていた筈の三竦みも崩れてしまった。
その結果巻き起こるのはどちらかが根絶やしになるまで終わらない、悲しい争い。

そして、楽曲は冒頭のサビへと戻っていくのです。

この楽曲を聴きながら、余裕がある時に、環境問題と、自然の動物達の命にも思いを馳せてみて下さい。

リンク

名もなき森の夢語り by D
アルバム • 2020年 • 8曲 • 31分
D 象と人と蟻と… 歌詞
Dの「象と人と蟻と…」歌詞ページ。「象と人と蟻と…」は、作詞:ASAGI、作曲:ASAGI。
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