倒錯症レジスタンス/DIAURA~レビュー142曲目~

~倒錯症レジスタンス収録CD紹介~

・3枚目のミニアルバム「MY RESISTANCE」収録



~倒錯症レジスタンス感想~

倒錯とは社会的に非難される行動傾向の事を示し、レジスタンスとは権力に抵抗する勢力の事を示しています。反社会的尚且つ異常な奴ら、という事でしょうか。

イントロからリズミカルでありつつも、例えば廃墟を行進でもしているかのような重厚感を感じるサウンドで展開される楽曲です。

“高尚な 美徳は瓦礫の上さ
ああ いつまで人は装い続ける?”
―「倒錯症レジスタンス」歌詞より引用―

高尚な美徳とは何なのでしょう、例えば到底叶いそうもない世界平和みたいな、綺麗事を示しているのではないでしょうか?
その美徳を手に入れる為に瓦礫の山を歩くという事すらしないのに、美徳を手に入れる為に努力しているかのようにいつまで装っているのか、問いかけているように思います。

“ああ 少しだけ違っていた
ああ 何故誰も目を逸らすの”
―「倒錯症レジスタンス」歌詞より引用―

主人公は、周りとは少し違う容姿をしているようです。その為、本人には何も自覚が無かったとしても周りからは目を逸らされ、主人公は孤独になってしまいます。

“さぁ行こうブリキの羽を手に
さぁ飛ぼうどこまでも一緒さ
天国と地獄を低空飛行で
さぁ行こう瓦礫の山を背に
さぁ飛ぼうあなたと二人なら
どこでも構わない”
―「倒錯症レジスタンス」歌詞より引用―

ブリキとは銅板をスズでメッキしたものの事で、つまりこの羽は、おそらく人工物なのだと思います。背にあるのではなく手にありますので、背中から生えている訳ではなさそうです(もしくは単純に、後で「背に」という言葉が出るので、言葉が被るのを避けただけ、という可能性もあります)
「あなたと二人ならどこでも構わない」と思えるだけの相手に主人公は出会えたのですね。
しかし瓦礫の山を背にしており、瓦礫の他にも、歌い出しで表現されている、瓦礫の上にある高尚な美徳からも離れていっているように見えます。

綺麗事から離れて自由を謳歌しようとする曲なのではないでしょうか。とてもカッコ良くリズミカルな、思わず体を動かしてしまいたくなる楽曲ですので、是非聞いてみて下さい。



~倒錯症レジスタンスリンク~

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