Ranunculus/DIR EN GREY~レビュー48曲目~

~基本紹介~

・10枚目のアルバム「The Insulated World」収録

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~感想~

美しさがありつつも、嵐の前の様な静けさを感じる、どこか不安を掻き立てるイントロから歌い出しが始まります。

“嫌いな詩流れてる

気にもした事のない

詩が嘘の様に言葉を殺す”

―「Ranunculus」歌詞より引用

歌い出しの歌詞ですが、ここでの詩(この部分だけで既に「うた」「し」と2通りの読みが出ています)とは、もしかしたら、何かの音楽ではなく、周りの人間が放つ言葉そのものを示しているのではないかと思います。

嫌いだし、気にしないようにしている周りの人からの言葉が思いの他自分に影響を与えている事ってありませんか?

かと言って、嫌だと口に出してしまえば周りの人から避けられるようになってしまい、独りになってしまうような気がして、それはそれで怖いからついつい自分を騙し押し殺して笑っているような事はありませんか?

それで、誰にもバレないように隠れて誰かを憎んでいる事はありませんか?

“憎む為じゃないだろ?

誰かの為に今日も笑うの?

叫び生きろ 私は生きてる”

―「Ranunculus」歌詞より引用―

この曲は、そんな貴方に誰かの為じゃなく、何よりも自分の為に生きて欲しいと切に願うメッセージが込められています。

なお、曲名にあるRanunculusとはキンポウゲ科の植物の事で、その花言葉は、「とても魅力的」などといったものがあるようです。

とても魅力的なあなただから、自分を押し殺す事などせずに、自分に正直に生きて欲しい、そんなメッセージなのではないでしょうか。

今すぐに全部変える事は難しいかもしれませんが、音楽の良い所って、その曲を聴いている間だけはその曲の事ばかり考えられる事にもあると思っています。

5分も無い曲ですので、この曲を聴いている間だけ自分に正直になってみるとか、そういった所から始めて見ても良いと思います。

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