「詩踏み/DIR EN GREY」を聴いてみた!

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DIR EN GREY-詩踏み(Promotion Edit ver.)(CLIP)

詩踏み収録CD紹介

・シングル「詩踏み」収録

・アルバム「The Insulated World」収録

・ベストアルバム「VESTIGE OF SCRATCHES」収録

詩踏み感想

“私は一人
孤独な死だけだ
たやすく裏切られる
命懸ける程の情景が今眼に宿る?”
―「詩踏み」歌詞(作詞:京)より引用―

いきなり、音の嵐が巻き起こり吹き荒れるかのようにかっこいい。
そのパワーと勢いに、ただ飲み込まれるしかないのに、デスボイスで荒々しく歌われる言葉は、虚しさが滲んでいるように感じられます。

過去を再生し、未来を照らす 『DUM SPIRO SPERO』をフィーチャーした秋のツアーも開催中! 煮えたぎり疾走する最狂最新シングル『詩踏み』制作秘話と DIR EN GREYの内部構造を語る京(vo)撮り下ろしインタビュー - インタビュー&レポート | ぴあ関西版WEB
過去を再生し、未来を照らす。『DUM SPIRO SPERO』をフィーチャーした秋のツアーも開催中! 煮えたぎり疾走する最狂最新シングル『詩踏み』制作秘話と、DIR EN GREYの内部構造を語る京(vo)撮り下ろしインタビュー

上記のインタビューによると、「詩踏み」というタイトルの意味は「踏み絵」的な意味があるのだそうです。

『ライブに来てくれている人でも、次の日になったらすぐに捨てられるかもしれない』
『例え、いいと言っていても、結局そのときだけの感情だろう』

踏み絵っていう言葉と結びつけると、信じて崇拝していても、結局その絵を次の日には踏みつけてしまうんでしょう?という感じになるのでしょうか?

そんな価値観が「私は一人」「孤独な死」「たやすく裏切られる」といった言葉を生み出しているような気がしてなりません。

“意味の無い躊躇い傷と
十数年心は無人 ヘラヘラ

ぺちゃくちゃ喋るゴミ共が
鎖一つもげない飼い犬

Fall

まるで別の住人だ
同じ顔した、私は化物
愛されたのは孤独だけ
We will not give up
形のある自由から Suicide”
―「詩踏み」歌詞(作詞:京)より引用―

その後、冒頭部分だけで曲が終わってしまうのかと思う程の、ギターの余韻と静寂が訪れますが、「な訳あるか」とでも言いたげに再び曲が暴れ始めます。

ここから感じるのは、上辺だけはニコニコヘラヘラしているけれど、その内心は醜く他人を見下している人物像。

誰にでもある感情だとは思いますが、そんな感情があるのだから自分は化物だと自虐しています。

で、自分が化物だから周囲の人も他人(=自分)を見下す化物なのだろうと、思っているのかもしれません。

私自身に少なからずそういう感情がある時もあるので、そう感じているだけかもしれませんが……

“誰もが信じていた答えが正しいとは限らない

雑音の世界 君は何が欲しい?
実感した未来に聞いてご覧よ”
―「詩踏み」歌詞(作詞:京)より引用―

叫ぶように、吼えるように、しかし綺麗なメロディでサビ前→サビは展開していきます。

「誰もが信じていた答えが正しいとは限らない」のなら、結局自分にとって正しいのは自分が信じている事だけなんじゃないかと思えてきます。

「雑音の世界」は多分この歌を自虐している表現で、「こんな、明日にも捨てられるかもしれない歌に君は一体何を求めているの?」と質問されているような気がしてなりません。

その答えは勿論歌っている京さんの中にはなくて、京さんの表現を見て自分の中で思い描いた未来の中にしか答えは無いのだから、京さんに答えを求めるなと、言っているのかもしれませんね。

リンク

Dir en grey 詩踏み 歌詞-J-Lyric.net

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