「理由/DIR EN GREY」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

理由収録CD紹介

・アルバム「MACABRE」収録

・ベストアルバム「DECADE 1998-2002」収録

・ベストアルバム「VESTIGE OF SCRATCHES」収録

理由感想

『理由』と書いて『わけ』と読みます。

イントロから風を切る様な疾走感を感じるミドルテンポの聴きやすいロックナンバーとなっています。

“8月5日土曜日 空に雲は無く
ビルの最上階から 気付けば別れを告げて
8月3日木曜日 僕の心に傷が
6度目の傷 ズタズタになり全て壊れてしまえ 全て”
―「理由」歌詞(作詞:京)より引用―

ただし、歌詞はこのように重いテーマとなっており、この歌詞を踏まえるとイントロで感じた疾走感とはもしかして……という曲です。

なので、この曲は全体的に聴きやすいメロディアスな曲ではありますが、響く人には響き、もしかしたら響きすぎる人も出るかもしれない、諸刃の剣の様な所もある一曲と感じました。

ちなみに私は歌詞に出る様な経験は一切していない癖にこの曲が心に響いておりまして、辛い時にこの曲を聴く事で空想で辛さを発散させていた時期があります。

“出会って初めて気づいた 自分の愚かさを
人を信じられないまま 人を傷付けていると
何故また僕は君の事を 懲りずに愛するの
こうして僕は愛する事を 忘れられない様だ”
―「理由」歌詞(作詞:京)より引用―

傷つけられてきたからこそ、傷つけることしか知らない主人公なのかもしれません。
もしかしたら、愛する事=傷つけることだと思っている可能性すらあります。

“でも
信じる事は辛く 気付かれないように
独りで泣いていた 君に分からぬ様

これ以上 これ以上は 傷付きたくない
でも今だけは君だけを愛していたかった”
―「理由」歌詞(作詞:京)より引用―

でも、このBメロからのサビを聴いていると、やっぱりここでの愛って純粋な愛なんだろうなって思います。
基本的にはもう沢山傷ついたからこれ以上は傷つきたくない……と思うのですが、「でも」愛していたかった。自分が傷付くような経験は、もうこれ以上はしたくなかった。

後は、私はこの曲の終わり方もかなり印象的な光景が広がっていると思っています。

“8月5日 晴れた雲の無い空の中で
もう最後だね 地面に広がる自分を見つめ
「君を抱いて」「君を見つめ」「君を愛し」「君を想う」”
―「理由」歌詞(作詞:京)より引用―

なお、この曲には再録版があり、完全生産限定版限定収録となる為基本紹介に記載するのは控えたのですが、「The Insulated World」というアルバムで再録がされており、そのバージョンだと、上記に引用した歌詞の後に、少しだけ更に歌詞が追加されています。
この追加部分は、人によってかなり評価がわかれるのでは無いかと思います。
少なくとも私は、『地面に広がる自分を見つめ』ている時は、虚ろな感覚であり、それでもどこか、君への想いが溢れてしまう……と思っていましたので、追加された歌詞部分は、「え、そう来る?」という意外な印象を受けています。

もしかしたらボーカルの京さんとしては、自分は最初からそのつもりだったのに伝わっていないから今回付け加えた、のかもしれませんが。

曲を聴く事で何かを発散させたい人にはオススメな曲の一つとなっていますので、是非聴いてみていただけたらと思います。

それ以上に響きすぎてしまう方の視聴はあまりオススメしません。

リンク

Dir en grey 理由 歌詞-J-Lyric.net

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