凌辱の雨/DIR EN GREY~レビュー102曲目~

~凌辱の雨収録CD紹介~

・メジャー19枚目のシングル「凌辱の雨」収録

・6枚目のアルバム「THE MARROW OF A BONE」収録

・ベストアルバム「DECADE 2003-2007」収録

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~凌辱の雨感想~

イントロから、暗い雨雲より降りしきる雨を想像させるような重いサウンドでのギターリフが印象的な一曲です。

“嘘が今生まれ
どこかで嘘ではなくなって”
―「凌辱の雨」歌詞より引用―

恐らくこの曲は、嘘を信じ込んでしまった人の歌なのではないでしょうか?その結果、大変傷付く事になってしまった人の。
嘘が生まれ、嘘ではなくなった瞬間は、自分がその嘘を信じた瞬間です。
もしくは、自分の身を守る為についた嘘を、本当の事にせざるを得なくなった瞬間かもしれませんね。

“いつしか言葉もこの日さえ全て
あやまちに埋もれてゆく
青く汚れない記憶抱きしめ”
―「凌辱の雨」歌詞より引用―

自分が発した言葉の意味も、今日という日を過ごした記憶も、裏切られた……という強い感情に塗り替えられてしまう様子のようです。

“激情の涙に希望さえ滲んでゆき
今を生きてゆく強ささえ
激情に狂い嘆き
祈りを夕日にかかげ”
―「凌辱の雨」歌詞より引用―

裏切られ、傷付けられた絶望感により、希望すらも見えなくなり、今を生きて行こうという気持ちさえなくなってしまう、深い絶望を歌っています。
せっかくの祈りも、かかげた先は沈みゆく夕日……

“burning from the inside
crying with pain
アナタニハスクエナイ”
―「凌辱の雨」歌詞より引用―

体の内側から燃えるような感情、それは涙を流す程の苦痛。
「貴方には」救えない、のですから、救える誰かはもしかしたら他にいるかもしれません。でも、それは見つかっていない。

こんな風に、深い絶望を激情に任せる力で歌い上げる一曲です。沈んだ気分に寄り添うような曲を聴きたい時にオススメです。

~凌辱の雨リンク~

Dir en grey 凌辱の雨 歌詞―J-Lyric.net

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