※画像はただのフリー素材です
私最近、イヤホンの感想をたまに述べております。
他にもありますが、故障せずに私の手元に現存しているイヤホンはこの3本です。
(なお、KZ ZS5はブログ始めた初期に公開したもので、今見るとあれこれ直したいところもあったりするのですが、何分今本体にヒビが入っておりまして、綺麗な状態での写真撮影が出来ないので修正しておりません)
MT3 PROの記事で、これ以上高いイヤホンを知らないのでコスパが良いかどうか判別つかない、と書きましたが、ちょっと逆転の発想。
つまり、手持ちでもっと安いイヤホンなら、今ならコスパの善し悪しを考えられるのでは?
そんな訳で、考えてみました。
ちなみに、価格は変動しますが、この辺りと仮定してコスパを考えます。
・SIMGOT MT3 PRO
7000円前後(6500~7500)
・KZ ZS5
4000円前後(3500~4500)
・ALPEX HSE-1000PN
2000円前後(1800~2200)
……いやピヤホンだけ差が短いやないかい!と思うかもしれませんが、イヤホンにガッツリお金かける方なら価格差をあんまり気にしないかなって。
ちなみに、MT3 PROはSIMGOT様からいただきましたが、他の2機種は自費で購入しています。
比較曲
という事でちょこちょこ聴き比べます。
比較対象は勿論、SIMGOT MT3 PRO(中高音域イヤーピース使用。こっちのが好みだから)
再生環境は、Youtube Musicの音源で、Xperia XZ3からBluetoothでWALKMANに飛ばしています。音量は一定のままにします。
KZ ZS5は本体にヒビが入っていますので、私が使用しているものは新品よりパフォーマンスが劣化している可能性があります。
ALPEX HSE-1000PNは、MT3 PROを提供いただけるまでは使っておりました。その後は付属のイヤホンケースに入れて保管しているので、そうパフォーマンスの劣化とかは無いはず……
とりあえず、MT3 PROで聴きながら私がこの楽曲で重要視する所を書いて、その後にKZ ZS5で聴いて、ALPEX HSE-1000PNで聴くって流れにしてみます。
高いイヤホンの音を聴いてから安いイヤホンの音聴いて比べてみないとコスパってわからないと思ったので……
安いイヤホンから聴いて高いイヤホンの音にしたらそりゃ凄い!にしかなりませんから。
アカイミハジケタ/己龍
序盤の速いピアノはこの曲の雰囲気を生み出すのにとても大事。と思っているので最重要視ポイントはそこです。勿論、MT3 PROはその辺りの表現はバッチリです。アウトロのギターサウンドと一緒に流れる所はピアノのサウンドは微かって感じがしますけどね。
・KZ ZS5
ちょっとピアノの音色柔らかくなりました。
低音がめっちゃ強調気味。低音もりもりの楽しいイヤホンがお好みならMT3 PROよりこちらが良いと思います。アウトロのピアノはバンドサウンドの低音域に引き摺られたか、ぼんやりと存在感を増しています。
・ALPEX HSE-1000PN
全体的に音量小さめですが最重要視ポイントのピアノは結構ハッキリしてて、下手したらMT3 PROよりも……?
聞き慣れていた時はあまり気にしませんでしたが、流石に価格の限界か、先の2機種に比べるとちょっと耳に刺さるのかなって感覚が。それ以外あまり気にならないのがすげぇ。
蹲/己龍
序盤の暗さから後半の感情大爆発部分の差、男性ボーカルの表現力が最重要視ポイント。
MT3 PROはバランスが良くボーカルもしっかり聴こえて来るので良いんですよね。ってかめっちゃ色っぽく聞こえてきます。吐息まで感じられそう。
・KZ ZS5
序盤の鳴りがかなり似ていて、「おっ」となります。しかし後半、ボーカルが凄く力強い。MT3 PROだと最後、感情が爆発する中にも一瞬弱い所があって、それが逆に、泣き叫んでいる感じが出るのですが、KZ ZS5だと全体的な力強さが増した為ひたすら叫んでいるような気がします。
・ALPEX HSE-1000PN
やはり音量小さめ。変えてないのにな……?
ただ、その小さめなのが幸いしてか、全体的に上品にまとまりました。もしもこの曲に迫力よりも寂しさを求めるなら、ピヤホンが一番良いかもしれません。
かまってちょうだい/// /ゴールデンボンバー
これめっちゃ楽しい感じの曲なので、MT3 PROもいいんですが、楽しい音ってKZ ZS5の得意分野なのでどうなんだろう……って感じです。
・KZ ZS5
……ごめん、期待しすぎたか?それとも電子音的な楽しさは苦手でしたか?MT3 PROの方が楽しかった気がする。でも、「気がする」程度。価格差を考えるとコスパが良いと断定するには十分な楽しさはあります
・ALPEX HSE-1000PN
この曲は今までより音量差が少ない気がします。
低音が少なめ。中高音はそこそこ。楽しさは流石に劣る、けど価格を考えればやっぱり十分。
暴れ曲/ゴールデンボンバー
ちょっと、リベンジ選曲という意味を兼ねて。
バンドサウンドの楽しい曲なら流石にMT3 PROと言えどKZ ZS5に負けてしまうのでは?
と思いながら聴いていますがMT3 PROの迫力も凄いです……
この曲、サビ、暴れサウンドの裏でこんなに綺麗さがあったのねって今更気がつく(実はこの曲をMT3 PROで聴いたの今回が初めてです)
・KZ ZS5
流石にこれだけ有利な選曲してみるとKZ ZS5の方が楽しさ出て来ますね!
MT3 PROを聴いていて気付いたサビの綺麗な感じはやっぱり埋もれ気味ですが、楽しさ重視にするならこっちのが良い気がします。
・ALPEX HSE-1000PN
低音が収まった結果、シンバルが目立つバランス。楽しさの基準を低音よりシンバルに求める人ならこっちの方が楽しかったりするのかもしれないですね。
結論
・ドンシャリな楽しい音を求める人には、KZ ZS5はコスパが良い
・ALPEX HSE-1000PNは値段を考えると滅茶苦茶コスパが良い
・7000円弱を躊躇いなく使えるならMT3 PROがやっぱり一番良い
数曲聴き比べてみた感じではこんな感じになりました!ゴールデンボンバーと己龍ばっかりになっちゃいましたが……
他にも、こんな曲を聴き比べて欲しいとか、このイヤホン買って聴いてみて欲しいとか(自費購入は5000円以下で!5000円以下でどうかお願いします)、リクエストありましたらサイドバーのお問い合わせやコメント欄にお願いします。
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