いくつかのイヤホンを聴いてみて、イヤホンにはそれぞれ特色があるとようやく実感として気付き始めた話

コラム

数多のイヤホンをレビューしているレビュアーさんはきっととうの昔にわかっている事なんだと思います。

暖かみのある音色、涼しさのある音色

CCA C12で聴いた後、聴き比べてみる為にMT3 PROにイヤホンを変えて、敢えてKZの付属イヤーピースをつけて聴いてみた時の感想。

「あれ?比べてみると、何だか少しこもっている気がする……?」

一瞬、やっぱりお気に入りの付属イヤーピース紛失したの痛かったか……!とも思ったのですが。

でも、こもっている、とはまた何か違うなと思い直しました。音はしっかり聴こえます。

でもそこに、程よい「ぼやけ」がある、と書いた方が的確な気がしてきたのです。

そんな時に、色んなイヤホンレビュアーさんが時折使う、暖色系の音色だの寒色系の音色だのという言葉を思い出しました。

そうか、これが暖かい音というやつか……!

ふんわりと、どこか包み込んでくれる様な暖かな音色。これがMT3 PROの味というものなのだと、2ヶ月程経過してようやく気が付きました。

ZSNの感想を最初に書いた時、全体的にシャリついていると表現をしましたが、暖かさとは別の方向性に、それこそ寒さ……というと厳しそうなので涼しさ、それを感じる音色だったんだなぁと思うこの頃なのです。

ただ、慣れてないからああ書いてしまった。

振り返ってみると、ブログで書き始めるまでは明確に聴き比べをしてみようと思った事があまりなく、古いイヤホンが壊れて新しいイヤホンを買って聴いた時に「今までのイヤホンと何か音が違うなぁ?新しく買ったイヤホンの方が良い音なんだろうな」と思った事は何回かあるのですが、それが善し悪しだけでなく特色の違いが起因という事もありうると、実感としての理解をしていなかったなと思います。

紹介文章を読んで、ウォーム系、クール系という言葉を何となくで理解したつもりでいたという事ですね。そして多分、今でも理解したつもりでいるのでしょう。このブログが続いて、もっと色んな種類のイヤホンの感想を書いた後に振り返ったりして初めてそれが顕になるのでしょう。

これからも色々なイヤホンを聴いてみて、それぞれにちょっと風味が違う音楽の世界を楽しんでみようと思います。

今後の感想記事について一言

今後新しく書く音楽感想記事には、視聴環境を追加しようかなと思っています。(既に更新済のものに関しては修正時に追記などはしません。何のイヤホンだったか忘れている記事も多いので……)イヤホン次第でこんなに印象が変わるのであれば、これからも月に1本くらいのペースでイヤホンを購入して環境をばしばし変化させて行く予定ではあるので……

それぞれのイヤホンの特性を知っている人が読むと、

「迫力の重低音が~」→いやドンシャリイヤホンで聞いてるだけやろみたいな種明かしみたいな感じになると思います。

「とっても爽快感があって~」→中高音域強調型のイヤホンで聞いてるだけやろみたいな。

逆に、「いや重低音ガンガンのこの曲に爽やかとか、そんな一面無いやろ」と思ったら是非余裕のある時に、視聴環境に書いてあるイヤホンを買って聴いてみたりすると……

新しい世界が開けてくるかもしれません。

ちなみに、ガジェット一覧に無いイヤホンが書かれていた場合、そう遠くない内にそのイヤホンの感想記事が書かれるよっていうひっそりとした予告にもなります。

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