Oblivious~顔の無い天使~/GACKT~レビュー177曲目~

~試聴~

~Oblivious~顔の無い天使~収録CD紹介~

・32枚目のシングル「Faraway~星に願いを

~」収録

・7枚目のアルバム「RE:BORN」収録




~Oblivious~顔の無い天使~感想~

クリーンギターとストリングスのハーモニーが、美しさと切なさを描き出すGACKTのロックバラードです。

“暗闇の中
はしゃぐ子供達の嗤う声
痛みと共に
浮かんでは消えてく蜻蛉の群れ
街の騒めき達が詠う
「花は散りゆく心あらむ人は哀れ…」
亡骸を抱いて”
―「Oblivious~顔の無い天使~」歌詞より引用―

この時GACKTさんは、戦争に使われるサイボーグの1人を主人公とした世界観を描くストーリーを作っていましたが、この曲もその中の1つです。
主人公はサイボーグに改造される前に好きな女性もいたりしたのですが、改造により記憶を消されてしまっています。
しかしその女性も亡くなってしまった。だから、「花は散りゆく」しかし女性が好きだった筈の主人公はその記憶を失っており、死を悲しむ感情すらわいてくる事は無いのです。
だから、「心あらむ人は哀れ」と表現されています。

“静かにただ儚く眠り続ける姿が
何故か懐かしくて
何度も声にならない声で
君の名を叫んでいた”
―「Oblivious~顔の無い天使~」歌詞より引用―

しかし主人公は愛する女性の亡骸を前に、記憶を完全に失った訳ではないようでした。
戦場を駆ける前は愛していた、その顔を、何故だか懐かしさを感じる……という程度には覚えていたのです。記憶は消されている筈なのに、想いが強かったのでしょう。
そして亡骸を前にする事で、消された筈の記憶・感情が徐々に蘇っていくのです。だからこそ、声にならない声で愛する女性の名を叫びます。

1曲だけ聴いてもとても泣ける名曲です。世界観を知り、世界観を構成する他の楽曲も一緒に聞いて1つのストーリーとして聴くと、もっともっと泣ける名曲になります。是非CDを1枚手に取っていただきたい作品です。




~リンク~

Gackt Oblivious~顔のない天使~歌詞―J-Lyric.net

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