「さらば/ゴールデンボンバー」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

さらば収録CD紹介

・4枚目のアルバム「もう紅白に出してくれない」収録


さらば感想

曲を再生すると、いきなり重厚なクワイアのようなコーラスが流れ、その後シンプルなピアノ伴奏と共に歌が始まります。

“もう終わらせよう
悩み生きることを
何も出来ないまま
死にゆく季節眺めることを”
―「さらば」歌詞(作詞:鬼龍院翔)より引用―

鬼龍院さんは色々な媒体で、自分はとても悩んでしまう人間である、という事を公言しています。
そんな人だけれど、ここではもう悩むのを止めよう、と言っています。

“僕が不安なのは
何か足りないからじゃない
僕が病気なのは
満たされ過ぎてしまったから
“―「さらば」歌詞(作詞:鬼龍院翔)より引用―

足りないから不安なのではなく、足りてしまったからこそ足りなくなるのではないかと不安を覚える、という事なんでしょうか?

“両手に抱えた愛しいもの等眺めて
失いたくないと不安になり涙する
その宝物全て
元々持ってなかったろう?”
―「さらば」歌詞(作詞:鬼龍院翔)より引用―

ここの、歌メロに合わせて動くピアノの響き、素敵ですね。
もともと持っていなかったけれど、いつの間にか手に入れていて、とても大切になった宝物がある。
それを失いたくないと涙するけど、そうじゃなくて、手に入れた事自体に感謝しようと、そんな気持ちが見え隠れしています。

“さらば悲しむばかりの日々
生まれて出会えた それだけだよ
空が雲に覆われて
長い風邪を引いただけ
もう苦しまずに生きて行こう
側には幾つもの愛しい命
世界は曇ってなんかないだろう
降り注ぎ積もってゆく
悲しみばかり見てたの
もうそんなものは見なくていいよね”
―「さらば」歌詞(作詞:鬼龍院翔)より引用―

側にある幾つもの愛しい命は宝物であり、間違いなく、ゴールデンボンバーを応援するファンの事です。
ファンがいるからもう世界は曇っていない筈なのに、それでも鬼龍院さんはネガティブ思考が災いして悲しみばかりが目に付いていたのですが、もう見なくていいよね、とファンに語りかけています。
ファンは鬼龍院さんに優しいですから、ここで「いや、悲しみを見続けろよ」と返す人は1人もいない事でしょう。

「悲しみは見なくていいですよ」と、そんな気持ちで穏やかに曲を聴き進めていると……

“さらば悲しむばかりの日々
生まれて出会えた 十分だろう
もしも雲に覆われて
君が風邪を引いたとき
出口は在ると強く歌うよ
もう悲しい思いはしないでいいよ
もう一生分悲しんだんだよ
降り注ぎ積もってゆく
愛しいものに囲まれて
心穏やかに生きて行こう
叶うなら永遠に消えない
世界へ”
―「さらば」歌詞(作詞:鬼龍院翔)より引用―

最後の最後でファンを心配する鬼龍院さんの優しさが爆発します。
「もう悲しい思いはしないでいいよ もう一生分悲しんだんだよ」は、ファンから鬼龍院さんへのメッセージであり、同時に、鬼龍院さんからファンへのメッセージでもあるというシステム!
お互いに宝物でありあって、お互いに励ましあって、お互いに悲しみの無い穏やかな世界に生きていこうとする……
とても良い関係が、この曲を聴いているだけで築かれていくような気がします。

とても良い曲ですので、是非一度聴いてみて下さい!


歌詞

「さらば」

作詞:鬼龍院翔

もう終わらせよう
悩み生きることを
何も出来ないまま
死にゆく季節眺めることを

僕が不安なのは
何か足りないからじゃない
僕が病気なのは
満たされ過ぎてしまったから

両手に抱えた愛しいもの等眺めて
失いたくないと不安になり涙する
その宝物全て
元々持ってなかったろう?

さらば悲しむばかりの日々
生まれて出会えた それだけだよ
空が雲に覆われて
長い風邪を引いただけ
もう苦しまずに生きて行こう
側には幾つもの愛しい命
世界は曇ってなんかないだろう
降り注ぎ積もってゆく
悲しみばかり見てたの
もうそんなものは見なくていいよね

この世界はまだ 知らないことばかりだから
絶望するにはまだ少し早い気がしないか

三十云年生きたのになんて幼稚で
狂ってしまうなんて思いも寄らなくて
人生計画とは なんと役に立たぬのだろう

さらば地獄の様な日々
怖いものはもう何も無いよ
まともな人になりたくて
生きてるだけで辛くて
そんな日は過去になったよ
答えは絶望の中に無い
答えは生きる中にあるのだろう
降り始めた喜びを
両手のひらで受け止めて
その心を強く強く守るよ

泣きながら 彷徨い いつも消えそうになる
弱さを知っている今日は
何も知らぬ昨日より
誰かの役に立てるかな
その未来は何処へ行くのだろう

よく見れば世界は美しく
笑顔や温もりは側にあるのに
「明るく生きる」ってことが
何故こんなにも難しい?
嗚呼変だねぇ、とても変だよ

さらば悲しむばかりの日々
生まれて出会えた 十分だろう
もしも雲に覆われて
君が風邪を引いたとき
出口は在ると強く歌うよ
もう悲しい思いはしないでいいよ
もう一生分悲しんだんだよ
降り注ぎ積もってゆく
愛しいものに囲まれて
心穏やかに生きて行こう
叶うなら永遠に消えない
世界へ

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