試聴
動画
【Premium】浜崎あゆみ-Trauma(ayumi hamasaki PREMIUM COUNT DOWN LIVE 2008-2009 A)
Trauma収録CD紹介
・シングル「A」収録
・アルバム「LOVEppears」収録
・ベストアルバム「A BEST」収録
Trauma感想
“今日のうれしかった顔 今日の悲しかった顔
きのう弱かった自分と 明日きっと強い自分と
あなたなら誰に見せてる 私なら誰に見せればいい”
―「Trauma」歌詞(作詞:浜崎あゆみ)より引用―
少し不思議な雰囲気を醸し出すイントロの後、スタイリッシュな雰囲気に乗せてサビが始まります。
「きのう弱かった自分」を「明日きっと強い自分」にする為に、今日の顔は一体誰に見せれば良いのかという悩みを打ち明けています。
「あなたなら~」を先に出す事で、聴く人とコミュニケーションを取ろうとする気持ちを感じられます。
“時間なんてものはとても 時として残酷で
でもその残酷さゆえに 今が創られて人を求めやまないのは 一瞬の解放が
やがて訪れる恐怖に勝っているから”
―「Trauma」歌詞(作詞:浜崎あゆみ)より引用―
一瞬解放したら、もしかしたら拒絶されるかもしれない。そんな恐怖心を抱いているのではないでしょうか?
なのに、その恐怖よりも一瞬の解放の方が強いから、解放する相手を求めてやまないと言うことなのだと私は思います。
“足元で揺れている花にさえ 気付かないままで
通り過ぎて来た私は鏡に 向かえなくなっている”
―「Trauma」歌詞(作詞:浜崎あゆみ)より引用―
例えば近くで応援している筈のファンの声。
そういった声に耳を傾けずに前を向いて進んだ結果が、自分自身を冷静に見つめるのが怖くなるという事態。
自分が今どんな顔をしているのか、わかりません。
もしくは、傷ついている事実を認めたくないのかもしれません。
“今日のうれしかった顔 今日の悲しかった顔
昨日癒された傷と今日深く開いた傷を
あなたなら誰に見せてる 私なら誰に見せればいい”
―「Trauma」歌詞(作詞:浜崎あゆみ)より引用―
昨日の傷が癒されて、今日傷が深く開いたという事は、傷を見せた相手を間違えた結果、拒絶されてしまったのでしょうか。
聴く人とコミュニケーションを取ろうとしつつも、1人で悩んでいる感情が伝わってくるこの曲。
曲の最後には、「私ならあの人に見せたい」と、傷を見せても拒絶しないであろう人を見つけた事が示されています。
とても感情を吐き出しやすいメロディの曲だと思いましたので、一人ぼっちで突き進んでいる人間が悩みを吐き出すのに、この曲はとてもピッタリな気がします。
是非一度聴いてみて下さい。
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