怪談!首つりの森/犬神サーカス団~レビュー148曲目~

~怪談!首つりの森収録CD紹介~

・4枚目のアルバム「怪談 首つりの森」収録

・ベストアルバム「籠の鳥、天空を知らず」収録



~怪談!首つりの森感想~

初めにベースから始まり、ギター、ドラムと増えて行く重厚感で不気味なリズムは、タイトルと相俟って、本当に真夜中の森に迷い込んでしまったかのような、そこに何かが迫り来るかのような恐怖感を掻き立てます。
しかも、「首つりの森」というくらいですから、普通の森ではなく、樹海のような、本当に油断すると迷ってしまいそうな鬱蒼とした森なのでしょう。

“私の背後に潜んだ
誰かの怪しい影が
耳元で囁くの
邪悪な声で呪いの唄
既に体は動かない
足は竦んで動けない
濡れた背中に残酷な
恐怖が爪を立てる”
―「怪談!首つりの森」歌詞より引用―

リズミカルなギターリフに合わせ、女性ボーカル・犬神凶子さんが語り手として恐怖を歌い上げます。
背後にいる筈の無い影が潜み、耳元で囁き、その恐怖に冷や汗を掻き、足どころか体全体が竦んで動けなくなってしまう……そんな光景が描かれています。
思わず背後に何者かがいないかどうか、確認せずにはいられません。

“この世に未練を残して死んだ
闇夜に蠢く 怨霊たちよ

怪談!夢なら覚めて
怪談!呪いの一夜
怪談!身の毛もよだつ
怪談!首つりの森”
―「怪談!首つりの森」歌詞より引用―

まるで犬神凶子さんが森の住人か何かで、怨霊たちに呼びかけ、侵入者にけしかけているかのようでもあります。
「怪談!」のメロディはこの曲の一番盛り上がる所です。
呼びかけられた怨霊達が出てきて、おどろおどろしい夜の祭りの開幕……その、始まりを告げるかのようです。
あまりに恐ろしい怨霊達の姿に、侵入者はそれこそ「夢なら覚めて」と願わずにはいられない、そんな光景が広がっている事でしょう。

真夏、怖い話を聴きたくなったら、代わりにこの曲を聴いてみては如何でしょうか?



~怪談!首つりの森リンク~

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