試聴
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月光花収録CD紹介
・23枚目のシングル「月光花」収録
・6枚目のアルバム「JOKER」収録
・ベストアルバム「SINGLES 2」収録
月光花感想
美しいヴァイオリンの音色から始まり、ピアノと重厚なバンドサウンドが絡まり、壮大な名バラードとなっています。まるでクラシック音楽を聴いているかのようです。
“悲しげに咲く花に
君の面影を見た
大好きな雨なのに
何故か今日は冷たくて淡く儚く 夜に揺られて
溜め息一つ 堕ちた花びら”
―「月光花」歌詞(作詞:YASU)より引用―
悲しげに咲いている花に面影を見るという事は、主人公にとって「君」はいつも悲しげな顔をしているという事なのでしょうか。
雨は風情があって好きなのでしょうが、悲しげな君の顔を気にするあまり、今日は好きな雨も何だか違うように感じているようです。
その花びらが堕ちるという事は、「君」に何かがあった、という暗示なのかもしれません。
“月の欠片を集めて
夢を飾り 眠る
時の砂散りばめても
あの頃へ 還れない”
―「月光花」歌詞(作詞:YASU)より引用―
月は太陽の光を反射する鏡のようなものです。
割れてしまった鏡の欠片を集めたらまたあの頃のように「君」の笑顔が見られるのではないかと夢見て日々を過ごしますが、過去に戻る事は出来ません。
Janne Da Arcというバンドは活動休止をしてしまうのですが、(現在は解散してしまいました……)その理由としてこの曲が売れすぎたからだとか、バンドの中では珍しいこの曲で売れてしまったせいで世間が求めるJanne Da Arc像と、実際にやりたい事の間にズレが生じてしまい思う様に制作活動が出来なくなったからだとか、諸説ある中にもこの曲が影響しているのではないか、という説があるくらい、素晴らしい一曲です。
素晴らしくなかったら、そんな説なんて出てくる筈もありませんので……
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