仏教でしたら「南無阿弥陀仏」や「南無妙法蓮華経」、ご本尊真言などがありますが、神社参拝の時に唱えたいなぁと思う祝詞を自分用のメモとしていくつか書きました。
鳥居之祓(とりいのはらえ)
神の在座 鳥居に伊禮ば
(かみのます とりいにいれば)
此身より 日月の宮と 安らげくす
(このみより ひつきのみやと やすらげくす)
鳥居の前で唱える祝詞のようです。
合っているかどうかはわかりませんが、私は唱えてから一礼して鳥居をくぐろうかなぁと思います。
神のいらっしゃる鳥居の前にいると心が安らいでいきます、という感じの意味なんだと思います。
日月の宮のように安らいでいきます、という事だとは思いますが、日月の宮とは何なのでしょうか?天照大御神と月読尊がいらっしゃるお宮なのでしょうか……?
祓詞(はらえことば)
掛けまくも畏き 伊邪那岐大神
(かけまくもかしこき いざなぎのおおかみ)
筑紫の日向の 橘小戸の阿波岐原に
(つくしのひむかの たちばなのをどのあはぎはらに)
御禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる 祓戸の大神等
(みそぎはらえたまいしときに なりませる はらえどのおおかみたち)
諸諸の禍事罪穢有らむをば
(もろもろのまがごとつみけがれあらむをば)
祓へ給ひ清め給へと白す事を聞こし召せと
(はらえたまいきよめたまえともうすことをきこしめせと)
恐み恐みも白す
(かしこみかしこみももうす)
伊邪那岐大神が黄泉の国から戻り禊を行った際に生まれた4柱の祓戸大神の皆様にこの身の罪や穢れを祓っていただき、神様の前で祈願するのに相応しい状態にしていただく為の祝詞だそうです。
二礼二拍手一礼のどのタイミングですれば良いのかはよくわかっていませんので、私は今の所二礼二拍手の後に祝詞奏上→祈念→一礼としています。
天津祝詞(あまつのりと)
高天原に 神留座す
(たかまのはらに かむづまります)
神魯岐神魯美の 詔以て
(かむろぎかむろみの みこともちて)
皇御祖 神伊邪那岐大神
(すめみおや かむいざなぎのおおかみ)
筑紫の日向の 橘小戸の阿波岐原に
(つくしのひむかの たちばなのをどのあはぎはらに)
御禊ぎ祓へ給ひし時に 生坐せる 祓戸の大神等
(みそぎはらえたまいしときに あれませる はらえどのおおかみたち)
諸の禍事罪穢を
(もろもろのまがごとつみけがれを)
祓へ賜ひ清め賜へと申す事の由を
(はらいたまえきよめたまえと もうすことのよしを)
天津神国津神
(あまつかみくにつかみ)
八百萬の神等共に聞食せと
(やおよろずのかみたちともに きこしめせと)
恐み恐み申す
(かしこみかしこみもうす)
祓詞をもう少し丁寧にした印象でしょうか……
こちらの祝詞も徐々に奏上出来るようになっていきたいものです。
神社拝詞
掛けまくも畏き 〇〇神社の大前を
(かけまくもかしこき 〇〇じんじゃ(かむやしろ)のおおまえを)
拝み奉りて 恐み恐みも白さく
(おろがみまつりて かしこみかしこみももうさく)
大神等の広き厚き御恵を 辱み奉り
(おおかみたちのひろきあつきみめぐみを かたじけなみまつり)
高き尊き神教の随に 天皇を仰ぎ奉り
(たかきとうときみおしえのまにまに すめらみことをあおぎまつり)
直き正しき真心もちて 誠の道に違ふことなく
(なおきただしきまごころもちて まことのみちにたがうことなく)
負い持つ業に励ましめ給ひ 家門高く身健に
(おいもつわざにはげましめたまい いえかどたかくみすこやかに)
世のため人のために尽くさしめ給へと
(よのためひとのためにつくさしめたまえと)
恐み恐みも白す
(かしこみかしこみももうす)
こちらは最近知ったばかりでまだ奏上した事がないのですが、「世のため人のために尽くせますように」は最近祈り始めたので、今後は祓詞の後に神社拝詞の流れでお参りしようかなぁと思うこの頃です。
〇〇の所は参拝する神社名でも、祭神名でも良いようです。
祭神名にすると沢山の神様が祀られている場合凄い事になりそうなので、神社名にしようかなと思います。
神社を「じんじゃ」と読むか、「かむやしろ」と読むかはどっちにしようかなぁ……
略拝詞(りゃくはいし)
祓へ給へ 清め給へ
(はらいたまえ きよめたまえ)
神ながら 守り給へ 幸へ給へ
(かむながら まもりたまえ さきわえたまえ)
こちらは神社にお参りしている人が沢山いて、祝詞を奏上している時間がそんなになさそうな時の祝詞です。
神社にもよく掲示されているのを見かけます。
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