以前、KBEAR KS1のイヤホンの感想記事を書かせていただきましたが、このKS2の方が先に発売されているというのは、個人的な感覚では何だか不思議な感じがします。
単純にまだ色んなイヤホンを買い初めて半年くらいしか経過していないぺーぺーなので、1と2ってナンバリングがあると、どうしても1が先で2が後みたいな感覚になってしまうんですよね。
ちなみに実際にはこのシリーズにおける数字は片耳のドライバ数を示しています。
KS1はダイナミックドライバーが1つ、KS2はダイナミックドライバーとBAドライバが1つずつです。
KBEAR KS2を開封してみた
箱はこちらです。
あれ、緑買った筈なんだけどな?
と一抹の不安を抱きつつ、裏面のスペックはこちら。
中身を開けてみます。
ほっ……良かった、緑色でちゃんと入ってる…
中身はこちらです。
本体、イヤーピース、ケーブル、説明書がありますね。
ケーブルはいつもの付属ケーブルなので早々に変えてしまいます。
本体をどアップにしてみます。
やっぱりこういう綺麗さには見とれてしまいますね……
構成的にも価格帯的にもライバルであろう、同じく緑で購入したKZ ZSTXと比較。
緑は緑でも、ちょっと暗めのカラーリングです。
KBEAR KS1の付属ケーブルと合わせてみました。
こういう風に遊んでみても、見た目そんなに違和感がありません。
KBEAR KS2で聴いてみた
視聴環境
再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Apple Musicより通常配信音源
聴いてみた
箱出しで鳴らし始めた瞬間から、「あ、バランスいいな」と思える音が聞こえてきました。
最初に聴く林原めぐみさんの「Give a reason」を色んなイヤホンで聴いているので、何となくそのイントロでそれぞれのイヤホンが高音域重視なのか低音域重視なのかを大雑把に判断して、その後にプレイリストを聴きながら鳴らし込んでいるのですが、高音域の煌びやかさも低音域の力強さも程よいバランスなんですよね。
程よいバランス。個性って言う程では無いと思ってしまいましたが、それは私が個性的で音の良いイヤホンを何本か所有してしまったのが原因かもしれません。
最初にKZ ZSTXの感想記事を書いた時、「目立つタイプではないけれど、仕事や与えられた役目をしっかりこなす優等生なタイプ」と評価して、その後にもっと煌びやかなタイプだったみたいな事を書いて撤回した訳ですが、今改めて、KBEAR KS2にこの言葉を贈ります。
「目立つタイプではないけれど、仕事や与えられた役目をしっかりこなす優等生なタイプ」のイヤホンだと感じました。
特にこれと言った個性のような物は感じませんでしたが、それにしてもバランスよく綺麗に纏められている……
やっぱりKBEARさんはバランスの良い音作りが得意なんじゃないかと思います。
リンク
バランスが良いという事は、裏を返せば個性的な音だと苦手……という人でも聴きやすいイヤホンだと思いました。
個性を求める人にはKZ ZSTXやZSN PROXの方がおすすめですが、堅実なイヤホンが欲しい方や、そもそもイヤホンの個性とはなんぞや、という方にはKBEAR KS2の方がおすすめだと思いました。
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