「化猫/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

化猫収録CD

・アルバム「朱花艶閃」収録

化猫感想

にゃーんと可愛い鳴き声が聞こえたかと思ったら、マシンガンの様にドラムが鳴り、そこからいきなりデスボイスで激しくなっていきます。

“生殺与奪の人の業 八百万の虫唾
刎ねた首の目に映る爛れた化けの皮”
―「化猫」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

こんなに恐ろしい光景を描写し、恐怖と危機感を煽るベースが響いた響いた後に再度同じ光景が描写されます。
殺された猫が何かの儀式か何かで蘇ろうとしている様子なのかもしれません。
犠牲にされた人の目の前で、死んだ猫が化猫として蘇って行くのです。

Bメロはとても愉快に跳ねるようなメロディになっていますが、サビが聞きやすく情緒に溢れた美しいメロディになっています。

“愛せるのならば…
愛されるならば…
物言わぬ骸で良い…
勾引された籠の中 触れた温もりが痛い
言葉奪われて…
心壊されて…
落ちるは奈落

「丸い闇」

残されたのは悔恨呪怨 私が貪り喰らう”
―「化猫」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

サビのメロディに少し寂しさを感じるのは、猫本人が愛されていれさえすれば死んだままで良いと思っているのに、意に反して蘇らされた結果愛されない存在にさせられてしまったからなんじゃないかと思っています。

「言葉奪われて…」以降はまさに、自身の意思が失われていく様子が描かれているんじゃないかと思うのです。

果たしてそんな状態で、化け物として蘇らせる事に愛があると言い切れるのでしょうか……?

一聴するとただ激しい部分が印象に強く残る曲ではありますが、よくよく聴いてみると愛の在り方とは何なのだろう、と考えさせられる一曲です。

視聴環境

再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Youtube Musicより通常配信音源

イヤホン:KZ ZSTX

リンク

化猫(朱花艶閃収録)/己龍の歌詞|『ROCK LYRIC』

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