「蛇婬/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

蛇婬収録CD紹介

・シングル「私塗レ」収録

蛇婬感想

不気味な音階の祭囃子が聞こえてくるようなイントロで、まさに己龍のコンセプト「和製ホラー」全開な印象。

“来と来て籟籟らいらい 白痴な傀儡 彼方此方其方 からころり
影踏み縛りて腹這う蛇の目 しとね咲く二枚舌

ひふみと宵宵 とんとん拍子に 真っ赤な手手つく手毬唄
まんまる眼 狐狗狸 まろびたる 其方の血首毬”
―「蛇婬」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

歪な祭囃子の不気味さとリズムの心地良さを損なわずにそのまま活かしながらも、おぞましい色気を放つ世界観を演出する作詞が素晴らしい。

この曲は歌詞の意味を考察するよりも、曲を聴いて「傀儡」や「狐狗狸」のような妖が現れたり、血に赤く染まった毬を想像したりと、頭の中で絵画を描くように楽しむのが良いと私は思っています。

“障子に映る影法師 喀血かっけつに裂いて赫

揺らぎ!揺らぎ!”
―「蛇婬」歌詞(作詞)より引用―

黒崎眞弥さんの色気のある女性のようなハイトーンが映えるBメロ。
そこからサビへ向かう為に、流れるように「揺らぎ!揺らぎ!」で力が入っていきます。

“いろはにほへと 血に塗れど
あ、あ、うねり 真逆様に
結んで開いて股開いて
土留色どどめあらわ 栗と栗鼠
眼窩を巣食う葉見ず花見ず 朔
奥まで螺子広げて

あぶく立た煮えた た た”
―「蛇婬」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

サビはまさに淫らです。無理矢理漢字にするとそうなるのかと思った単語もチラホラ……
サビの入りはいろは唄をアレンジしていますし、和な感じもしっかりありますが、それ以上に凄まじく淫ら……

和鼓の音が聴こえてきたり、音階での和風感と、歌詞の世界観、ボーカルの歌い方、音の歪みで演出される不気味な雰囲気が混じりあった1曲。

是非、一つの異界を覗くような気持ちで聴いてみて下さい。

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