「十三夜/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

十三夜収録CD紹介

・シングル「アカイミハジケタ」収録

十三夜感想

不安を煽る不気味すぎるピアノのメロディと共に、「さぁ……丁寧に惑わしておくれ……いつも通り……嗚咽混じりの、その声で……」などと囁き声も聞こえてきます。ゾクゾクする。
その後のイントロは何だか赤ん坊の泣き声をとてつもなく歪ませているような不気味さがありますね。

“姉が孕んだ
種は恐らく父のもので
母の消えた日に堕胎した

夜明けの晩

鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ
朦朧もうろう 錯落さくらく 回環かいかん 揺曳ようえい 狂悖きょうはい 溷濁こんだく

―「十三夜」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

狂った様な音楽に、狂ったメロディに、狂った歌詞と、Aメロから既に狂気に満ち溢れています。

特に、「夜明けの晩」なんて、加工された音声も加わり、聴いていて、赤い満月が不気味に輝いているかのようです。

そして、かごめかごめのよく知るメロディの後、デスボイス。

“四肢に施す枷と目隠し
畳の目数えては

「垂れ流す蜜は是こそ、愚の骨頂」”
―「十三夜」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

この曲は間奏の時にライブ会場ではぐちゃぐちゃとモッシュをしていたような気がします。あれ、違ったかな?

ぐちゃぐちゃモッシュからステージ前にファンが押し寄せていく逆ダイに展開するイメージなので、ライブではとても楽しい楽曲なんですね。わけがわからなくなる、とも言いますが……

主人公も狂っているので、もう常識など忘れて楽しんでしまいましょう、という感じですね。

“玩弄の籠 いつ出やる
薫る菊は蕾の花を開く
孕み喰らい また孕む
臥した肌を這う指先は溶け爛れた”
―「十三夜」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

ここまでで既にだいぶ狂いまくっているので、サビのメロディは寧ろ美しくすら聞こえてきます。演奏の同期音はキラキラしながらも不気味な音階を奏でていますが、それもまた不思議と美しい。

ホラー感満載すぎて逆に訳がわからない程愉快になってくる一曲。現実離れした、狂った世界を楽しみたい時のお供に如何でしょうか。

リンク

十三夜(アカイミハジケタ収録)/己龍の歌詞|『ROCK LYRIC』

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