「贄ノ筵/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

贄ノ筵収録CD紹介

・シングル「春時雨」通常盤Ctype収録

贄ノ筵感想

筵とは、粗めに編み込んだ敷物のことを示します。
贄ノ筵という事は、自分が座っているその下に生贄となる人間が沢山いるような……そんな世界・視点なのではないかと思います。

ダークに響き渡るギターが何だかとてもカッコよく聞こえてくる一曲。

闇に鈍く光る刀の様です。そして、何で鈍く光っているのかを見ると、数多の物を切り裂いてきた歴史が見え隠れする、そんなような……

Aメロは重低音がリズミカルに響き、眞弥さんの歌声も低く這う様で、まさに暗い路を、武器を片手に歩いているかのような雰囲気を感じます。
Bメロはテンポは変わっていない筈なのに、リズムに強弱がついた事で、速度が増した感じです。

“渦巻く「躁ト鬱」
欲に忠実な犬畜生
過る「悦ト鬱」
欲に忠実な犬畜生

上目遣いで媚びる事を覚えて…ほら
気がつけば裏返る白目と黒目
恍惚顔で媚びる事を覚えて…ほら
気がつけばだらりと垂れ続ける舌”
―「贄ノ筵」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

己龍の楽曲の中に「悦ト鬱」という曲があるので、この曲で描かれている主人公は女性のような気がするのです。
欲望に溺れて恍惚顔で媚びるような……

低音で渦巻くようなエネルギーを放つCメロから、ライブでぐちゃぐちゃに混ざり合うと楽しそうなサビへ移行し、展開が複雑で飽きる事がありません。
この曲を聴く私も結局、この曲の歌詞で描かれている人物と同じで、人目を気にせず舌をだらりと垂れ流しながら、欲に忠実にこの音楽を楽しむ人間なのだなぁ、と感じました。

狂ったような箇所と、ダークなカッコ良さが一曲で両方楽しめる贅沢な曲となっています。

リンク

贄ノ筵(春時雨収録)/己龍の歌詞|『ROCK LYRIC』

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