「三途川/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

三途川収録CD紹介

・シングル「天照」通常盤Dtype収録

三途川感想

イントロの始まりのギターの単調なリズムで、寧ろ川で溺れていくような感覚になります。

その後の独特な雰囲気のコーラスは、決して澄んでいる訳では無い、濁流とも呼ぶべき川が力強く流れている様子を表現しているように思えました。

“お味は如何でしたか?
舌鼓は唄いましたか?
肉も骨も平らげて 残った意識の滓”
―「三途川」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

ボーカルがまるでどこかのメイドであるかのように中性的な声で歌い上げるAメロ。
主人公がいるとしたら一体誰なのか、誰が何を食べているのか、全くわかりません。
三途川というタイトルでもあるので、鬼的な存在が死者の肉体を食べている……のかもしれません。

“彼方の水は甘いか 此方の水は甘いぞ
手招き微笑む顔が 引き攣り少し痛い

甘露 一雫 さようなら”
―「三途川」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

童謡「はちがとぶ」を連想しそうなワードが入っているBメロ。
甘い水ではあるんでしょうが、毒的な何かも入っていそうな気がします。
でもそれは彼方の水でもあまり変わらないかもしれませんが……

“化けの皮を 面の皮を 剥がし流す三途川
賽の河原 手向けの石 足蹴 笑う 彼岸の花”
―「三途川」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

コーラスのデスボイスが何だか、オールで船を漕ぐのに一定のリズムで力を入れている様子を思い起こさせるサビです。
遠くで鳴る木琴のような音も、世界の異常さを感じさせます。

サビの後はまたイントロと同じメロディが流れますが、イントロでは力強い川の流れの様に感じたコーラスなのに、サビ後で聴くと何だかその中に溺れて沈んでしまった人がいるような気がしてならないのです。

独特で異様な雰囲気を放つ一曲です、是非聴いてみてください。

視聴環境

再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Apple Music通常配信音源

イヤホン:KZ DQ6

イヤーピース:JVC スパイラルドット

リンク

三途川(天照収録)/己龍の歌詞|『ROCK LYRIC』

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