「靂霹ノ天青/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

靂霹ノ天青収録CD紹介

・アルバム「暁歌水月」収録

靂霹ノ天青感想

タイトル表記は「青天ノ霹靂」をひっくり返していますが、読みはそのまま「せいてんのへきれき」となるようです。

イントロでは青空、でも決して雲ひとつないのに爽やかとは言いきれない青空が広がっているような気がします。
裏に何か、悲痛さが隠れているような……

“___帝__中 月___水_金
_一種_耗__ド一錢五厘

万歳

「旗にな愧じそ耻ぢなせぞ!轟沈に期すべし」”
―「靂霹ノ天青」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

ギターは情緒溢れるメロディを奏でていますが、ボーカルは加工された音声で早口にまくし立てるように歌われるAメロです。

歌詞は聴く限りでは「大日本帝国心中 月月火水木金金 第一種消耗品ナド一錢五厘」と歌われているように聞こえます。

大日本帝国というだけで戦時中を想像するのですが、戦後の黒く塗りつぶされた教科書の如く、歌詞は検閲にかけられてしまった設定なのか、それとも戦火に焼かれ消失した設定なのか……

日本の国旗に恥じる事の無い戦いぶりを見せよ、沈むなら潔く轟沈せよとの号令が虚しく響きますね。ライブだと勇ましく響きますけど。

“_軍ノ赫_タル戰火 進ミテ__ソ身ノ譽
_億總_然決_セシ_砕_全回”
―「靂霹ノ天青」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

Bメロはとても勇ましい行進をしている雰囲気です。

「皇(行?)軍ノ赫赫タル戰火」……は何となく聴き取れたのですが、次の「進ミテ__ソ」が何と言っているのか……もっと言うと、「進ミテ散ル__ソ」が何と言っているのかがあまり聴き取れず。

ちるくる……みたいに聞こえなくもないのですが、巻舌での歌唱を行っている為にら行が乱入しているように聞こえるだけの「散ル苦ソ」なのか、「散ルコソ」なのか。

はたまた黒崎眞弥さん作詞なので「ちるくる」=「散ル狂」とかもありそうだったりするんですよね。

いや、からくるとかくるくるとかの語感重視で狂が飛び出す事が多いので今回はそれは無いか。

後は、「一億總俄然決起セシ 玉砕瓦全回天」
もう、全員で突撃して玉砕せよ、と。

そして、サビには歌詞はなく、ひたすら「ららら……」とメロディのみが歌われます。突撃する人達を見送る歌が。

青天の霹靂とは青く晴れ渡った空に雷鳴が響くかの如く突然に生じて人を驚かせる事を示しますが、戦時中の空襲や原爆などを示しているのか、それとも勝利を信じてやまなかった時の敗戦の報の話なのか……

リンク

靂霹ノ天青(暁歌水月収録)/己龍の歌詞|『ROCK LYRIC』

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