「真紅/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

真紅収録CD紹介

・シングル「アカイミハジケタ」通常盤Type-D収録

真紅感想

シングル表題曲「アカイミハジケタ」前日譚的な楽曲。

イントロは凄く怪しい、でもどこか悲しいお祭りの様でもあります。狂った恋心なのでしょうか?

“灰と化して尚 黒く燻るくれない
拒絶を去勢し 寄り添う私の紅

廃と化して尚 煌々と燃える紅
去勢を拒絶し 残った私の紅

生まれ芽吹き実を結ぶ”
―「真紅」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

ここでいう紅とは、元は純粋な恋心、それが嫉妬へと変貌していく様子ではないかと思います。
灰に、廃になったのですから、叶う事は無かったのでしょう。
それでも収まる事の無い恋心。それがやがて、憎しみという黒さを含んでいったのでは無いでしょうか?

静かな声で歌い上げるボーカルに、そしてそれに寄り添うように最初は静かに徐々に盛り上がっていく曲に、不気味な恐ろしさを垣間見ます。
静かな怒りが実は一番激しくて深い、そんな恐怖感が……

“恨んで
憎んで
妬んで

それでも…

愛が両のまなこを潰す

狂ってしまえば…
気が触れてしまえば…

舌舐めずりで感じるは辛苦”
―「真紅」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

サビはリズミカルに激情を吐露します。
叶わぬと知ったのにそれでも止まらぬ愛が溢れだしているのです。
いっそ狂ってしまえば気が楽になれる程の愛と憎しみに挟まれる主人公の苦しみは如何程の物なのか……

この後も楽曲は燃え盛る炎の如く展開をし、終盤では狂ったように「愛して」を繰り返した上で、最後にはピアノで静かに終わります。

嫉妬を含んだ愛と恋の実が、膨らんで。

これももしかしたら、1つの失恋ソングの形なのかもしれません。失恋をし、悲しみよりも怒りが湧き上がっている方は、聴いてみるととても共感出来る曲かも知れません。

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真紅 / 真紅の歌詞 『ROCK LYRIC』
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