「夜鷹/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

夜鷹収録CD紹介

・シングル「彩」収録

夜鷹感想

哀愁と情緒のみが溢れているかと思いきや、時々不気味な叫び声のような音も聞こえてきて、本当に、美しいものって残酷……そんな感じがします。

“鬼さんこちら手招く方へ 二十四文で春をひさぐ
行きはよいよい帰りはこわい 宵闇の花柳八分咲き

立ば芍薬 居すりや牡丹 はな散る里は吉田町”
―「夜鷹」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

Aメロは何か勢いよく飛び跳ねているような感じが強いですね。

まずは目隠し鬼の歌詞から。
でも本当は「手招く方へ」ではなく「手の鳴る方へ」なのですが、手招いている方が描かれる光景の不気味度が三割増しくらいになります。

二十四文て何だろう、と思って調べて見たら、小林一茶の俳句「木枯や 二十四文の遊女小屋」というのを見つけたのですが、これと関連していて、遊女小屋を連想させる言葉として用いているのでしょうか。

行きはよいよい帰りはこわい、は通りゃんせのフレーズですね。
花柳も遊郭や遊女を意味する言葉ですので、女として、行ってしまったらもう二度と帰ってくる事が出来ない世界……みたいになっているのだと思います。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」なんて美人の定義を示す言葉もありますが、「はな散る里は吉田町」の由来は少し調べてみたくらいではわかりませんでした……

源氏物語に「花散里」という巻があるようなので、その辺も何か関係しているのかもしれません。

“籠女 籠女 鶴亀の滑り
手練手管と四十八手 「おしげりなまし」

籠女 籠女 後ろの鏡面
斑ら疎らに膿れた腫れたの爛れは返り咲き

梳る御髪はらはらと…”
―「夜鷹」歌詞(作詞:黒崎眞弥)より引用―

テンポの良い語り部のようなBメロを経てのサビがお淑やかに舞う美しい女性の様です。
そこに「かごめかごめ」を連想するワードを適宜使用。
個人的には「手練手管と四十八手」のメロディとリズムが好きです。もう、あの手この手で責めてくるスペシャリストって事ですからね。
しかしそれにやられる主人公の籠女はたまったもんではありませんよ……。

己龍さんの色っぽいホラーの世界観を色鮮やかに堪能しつつ、ライブでのぐちゃぐちゃにモッシュしていく感じも思い起こされる1曲です。

視聴環境

再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Youtube Musicより通常配信音源

イヤホン:KZ ZSTX

リンク

夜鷹(彩収録)/己龍の歌詞|『ROCK LYRIC』

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