「遊郭-再構築-/己龍」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

遊郭-再構築-収録CD紹介

「閃光」(己龍20枚目のシングル)収録曲感想
収録曲紹介閃光(全タイプ共通)表題曲。己龍さんの表題曲って大体雅系かエグい系のどっちかに振られている事が多いのですが、この曲は雅系。現実はさておき、命無くなるその瞬間まで夢に生きる事に全身全霊を注いでいる事はひしひしと伝わってくる一曲です。...

遊郭-再構築-感想

己龍の最初のシングル「アナザーサイド」に収録されているものとはかなり変貌を遂げた再構築版の遊郭です。
歌詞も全部がらりと変わっていて、Youtubeで元々の曲を聞いてみると、一部のギターリフが面影を強烈に残しているのみ……という感じに近いです。

イントロのギターサウンドがとにかくカッコ良いの一言。左右に揺れるノリがピッタリですね。

“今宵も「私」を切り刻み 啄む色に喉を鳴らす
飴に頬を緩めようが佃で吐瀉に塗れた附子
溢れて垂れる赫を口に引き 鼓の音に艷の華添えて”
―「遊郭-再構築-」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

リフのカッコ良さはそのままにAメロに突入。
この「私」は遊女の視点かとも思ったのですが、原曲が遊女に騙された男の視点であるのが明確な感じの歌詞になっており、それを踏まえてみるとそれはそれで矛盾が無いのが凄い所です。
遊女として望まぬ行為も我慢させられる女の自虐心理の視点か、遊女に騙され遊女を怨む男の相手憎しの視点か……
どちらでも、好きな方で楽しめるのではないかと思いました。

ただ、この後に出て来る「どうぞ召し上がれ」のワードだけは私には男性視点としては想像しにくかったのですが、気になる所は本当にそこくらいです。

“華の命は千代に八千代に 然れど生きては苦界
色の無い両手で摘み落としましょう
此の世のなごり 此の夜もなごり 然れど死しては苦界
籠の中の夢の夢こそあはれ”
―「遊郭-再構築-」歌詞(作詞:酒井参輝)より引用―

いかん、このサビはモッシュしたくてたまらなくなる……!
メロディは流れるように流暢な感じで、激しく盛り上がりがある訳でもないのに「苦界あいあいあいあー!」と途中で急に盛り上がりポイントを突然ぶち込まれたりして、優雅さと激しさが独特な雰囲気でもって混ざりあっています。

生きても苦しいし、死んでも苦しい世界。
そんな中で夢として描かれる理想郷だけが唯一の幸せであるかのように感じられているのだろうなぁと思いました。

視聴環境

再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Apple Music通常配信音源

イヤホン:KZ AS06

イヤーピース:radius DEEP MOUNT

リンク

遊郭-再構築-(閃光収録)/己龍の歌詞|『ROCK LYRIC』

己龍曲感想記事一覧
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