試聴
DON’T GIVE UP収録CD紹介
・シングル「OVERCOME THE VIRUS」収録
DON’T GIVE UP感想
今回のこの楽曲は、ヴィジュアル系バンドlynch.が、コロナで大変な状況に陥っているライブハウスを支援する為に制作したCDに収録されている曲になります。
ライブハウス支援企画で作られた曲なので、タイトルからミドルテンポのロックやバラードを想像していると……
「Are you ready?」の掛け声の後、凄まじいシャウトと共に大暴れ!
“RAZE 空前の未来が 牙を剥いた”
―「DON’T GIVE UP」歌詞(作詞:葉月)より引用―
悪魔が囁くような邪悪な声で歌われるのは、まさに今の、コロナウイルスの感染が様々なシーンに大ダメージを与えている現在の様子。
“VIOLENCE/BLINDNESS/NEW ANXIETY
VIOLENCE/BRIGHTNESS/FLAME INSIDE”
―「DON’T GIVE UP」歌詞(作詞:葉月)より引用―
デスボイスで展開されるこの箇所は、個人的に拳ヘドバン(頭も腕もブンブン振り回す激しい振付)を想像する程に凄まじい勢いを放ちます。
VIOLENCEは暴力を意味し、BLINDNESSは盲目ですが、今の状況に合わせるなら先行きが全く見通せない状態のこと、NEW ANXIETYは新しい不安のことを示します。
未知のウイルスという理不尽な暴力により、将来が見通せなくなり不安だという事でしょう。
BRIGHTNESSは明るさ、FLAME INSIDEは内側の炎という事で、そんな中でも心の明るい炎を灯そうという事なのかと思いました。2行目のVIOLENCEは……この曲自体の暴力性でしょうか。それで不安を少しでも吹き飛ばしてくれというメッセージのように思います。
再び悪魔のような声。
曲がサブスクで聴かれる回数が増えれば収益が増え、ライブハウスへの寄付金額も上がっていきますので、この曲を聴いて聴いて聴きまくる事で、ストレス発散をしながら楽しく寄付が出来ます。緊急事態においてもこの楽曲で、おうちで頭を振り回してやりましょう。
そして再び「VIOLENCE」から始まる大暴れパート。この楽曲、勢いが止まりません!
そしてその勢いを止める事無く、流麗で美しさすら感じさせるメロディのサビへと移行します。
この楽曲を聴く人達がウイルスに屈する事がないように。
いつか再びライブで必ず出会う未来を思い描きながら、この楽曲を通じて祈っているのだと思います。
リンクの所に公式サイトのCD購入ページを貼っておきますので、気になった方は是非購入してみて下さい。
リンク

lynch. DON’T GIVE UP 歌詞-J-Lyric.net


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