EVOKE/lynch.~レビュー51曲目~

~基本紹介~

・メジャー5枚目のシングル「EVOKE」収録
・メジャー5枚目のアルバム「D.A.R.K-in the name of evil-」収録

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~感想~

序盤からデスボイスのシャウトと共にヘヴィで激しいバンドサウンドが流れ、そこにボーカル・葉月さんのシャープな声質の歌声が重なり、バランスの取れた楽曲となっています。

“真夜中 窓から月に手を伸ばす

はじめよう 心にナイフを翳して”

―「EVOKE」歌詞より引用―

lynch.の楽曲は個人的に、全体的に上質な黒色、というイメージを持っているのですが、この曲では歌詞でも「真夜中」「月」「ナイフ」といったワードを使用する事により、闇の中、一筋の光が差し込んでいるような情景を想像させます。

そしてその一筋の光こそが、サビで出てくる「破壊のうた」なのではないでしょうか?

“才能さえ生み出せるさ 不完全なシナリオだ

感情なき運命が牙をむき 迫る”

―「EVOKE」歌詞より引用―

もしもここが完全なシナリオであれば生まれる事の無かった才能により「破壊のうた」が生み出され、闇夜を切り裂いていく……

この曲は最後はこう締めくくられています。

“so far away so far away

響けよ この声

so far away so far away

あなたへ届きますように”

―「EVOKE」歌詞より引用―

もしかしたらこの曲にとっての切り裂くべき闇とは、物理的にはライブ会場の照明が落とされた闇であり、心理的には聴く人それぞれが抱えている、トラウマ等の心の闇なのではないか、と思います。

そういった闇を切り裂いて、声をあなたに届けたい、そんな「破壊のうた」です。

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