Le ciel/MALICE MIZER~レビュー85曲目~

~Le ciel収録CD紹介~

・2期メジャー5枚目のシングル「Le ciel~空白の彼方へ~」収録

・2期メジャー1枚目のアルバム「merveilles」収録

・ベストアルバム「La Collection des singles」収録

・ベストアルバム「La meilleur selection de MALICE MIZER」収録

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~Le ciel感想~

シングルとアルバムでは若干アレンジが異なるようなので、今回は私が所持している、「merveilles」収録のアルバムバージョンの音源を聴きながらの感想です。

美しいストリングスとピアノ、そしてクリーンギターのメロディが絡み合い、青く広がる空と海の光景を思わせる曲です。聴いているだけで柔らかな風と光を感じます。

タイトルの意味はフランス語で空を意味するらしいのですが、私はどうしても空だけでなく海も見えてきます。

“僕を見る汚れを知らない瞳は
果てしなくどこまでも続く大地を映し
小さな指で忘れていた僕の涙の跡をなぞる

君の細く透き通る声が僕を離さない
僕がここに居続ける事は出来ないのに…”
―「Le ciel」歌詞より引用

汚れを知らない瞳と、透き通る声を持つ小さな君と、恐らくそれとは対照的に汚れを知り、或いは知っているだけでなく既に汚れてしまっているのかもしれない僕、が登場します。
ここを離れなければいけないのに、声が呼び止めるから、その場へとどまってしまう。
この歌の主人公はこの場所を離れ、どこへ向かおうとしているのでしょうか?

君の頬に口づけを…僕は君を忘れない
もっと強く抱き締めて僕が空に帰るまで
君の細く透き通る声が僕を離さない
もっと強く抱き締めて僕が消えないように…”
―「Le ciel」歌詞より引用

彼は空へ行こうと、いや帰ろうとしているのでした。
僕が消えないように抱き締めて、と言っている所を見ると、空から地上へ降りる(もしくは落とされる?)のは簡単だったが、帰る道のりは険しいものなのでしょう。

本当に、失敗したら消えてしまいかねない程に。

だから最後にもう一度、僕が消えないように…と繰り返してこの曲が終わるのではないでしょうか?

美しさと切なさ、そして少しの決意を併せ持った楽曲です。

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