「メグムミサダメキタゾラニナクノ/メガマソ」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

メグムミサダメキタゾラニナクノ収録CD紹介

・5枚目のアルバム「M of Beauty」収録

メグムミサダメキタゾラニナクノ感想

“泣きじゃくって、涙涸れて、静かになる四角い部屋。
「まだ一緒にいたかったの。」
呟いても。”
―「メグムミサダメキタゾラニナクノ」歌詞(作詞:涼平)より引用―

切なく控えめなピアノをバックに独白する様な、印象的なサビのメロディから始まる曲です。
歌詞は、この直前に好きな相手との別れがあったであろう事を想像するには十分な表現で、主人公がただただ泣き崩れている様子が目に浮かびます。

“―最初は、ただ思うだけで良かったはず。
あなたが振り向いて、予想外の事で。
いつしか私だけ、頭の端までも、あなたが全てだった。
他の何より大事。

―流れる日々の中、喧嘩とかもしたし、でもそれもなくなって。
無関心も増えた。

―曇りの昼、小さい部屋、別れは突然。”
―「メグムミサダメキタゾラニナクノ」歌詞(作詞:涼平)より引用―

シンプルなピアノサウンドの演奏による独白のような印象が続くAメロとBメロは、恋愛の最初から終わりまでを描いています。
最初は好きだったはずなのに、片想いでいいと思っていたはずなのに、予想外に両想いになれて幸せだったはずなのに。

いつしかその幸せに慣れて、相手の欠点も目について喧嘩とかもするようになって。
そして最終的に別れてしまうのです。

“泣きじゃくって、しがみついて、でもあなたは困っていて。
なのに、駄目ね。
私、理解できなかった。
もう二度と恋なんてしない。
私、ずっと一人でいい。
でもね、駄目ね。
あなた見たら、また恋する。”
―「メグムミサダメキタゾラニナクノ」歌詞(作詞:涼平)より引用―

主人公は、相手から別れを告げられ、失ってからその大切さに改めて気付いたのだと思います。
だからその瞬間に泣きじゃくり、必死に引き止めようとします。ですが、相手の心はもう決まっています。
主人公は失恋がこんなに辛いならもうずっと一人でいい、なんて思いますが、その決心もすぐに揺らいでしまう程、相手の事を好きだったのに。
慣れとは恐ろしく、悲しいものです。

1番の終わりまではバンドサウンドはほぼ入る事が無く、楽曲が進む毎にストリングス、ギターと追加されていく楽器が、情緒豊かに豪華になっていくアレンジが、別れを告げられた女性がそのショックから立ち直る為に少しずつ割り切ろうとしている様を描いているかのようです。

ただし、それは「貴方以上に大切な人なんていないからもう二度と恋なんてしない」という方向であり、割り切ると言っても、例えば好きだった人の事を忘れて他に恋人を作る、という方向ではありませんが。

また、タイトルの意味ですが、全く同じ言葉が歌詞の中に登場します。

“北から飛ぶ渡り鳥は、少しの春を優しく私の手で過ごして、また飛び去ってゆく。
最初からもしわかっていたのならば、何も近寄ることはなかったでしょう。
「めぐむ御運命、北空に泣くの」と私呟く。”
―「メグムミサダメキタゾラニナクノ」歌詞(作詞:涼平)より引用―

結果的に別れてしまった為、泣くようになってしまったけれど、でも貴方と出会えた運命、付き合っていた時間自体は恵まれたものだった、そこまでは否定する事が出来なかったのではないかと思われます。

リンク

メガマソ メグムミサダメキタゾラニナクノ 歌詞
メガマソの「メグムミサダメキタゾラニナクノ」歌詞ページ。「メグムミサダメキタゾラニナクノ」は、作詞:涼平、作曲:涼平。
メガマソ曲感想記事一覧
50音順です曲感想記事一覧・ふとん史・メグムミサダメキタゾラニナクノリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました