「生と死と君/MUCC」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

生と死と君収録CD紹介

・シングル「時限爆弾」収録

・アルバム「惡」収録

生と死と君感想

“生と死と風にゆらめく日々
オレンジの空にかざした指が

夕闇に溶けてく

たったこれっぽっちの小さな世界に
煙になって消えてった君は”
―「生と死と君」歌詞(作詞:ミヤ)より引用―

始まりは囁くような声で、演奏もとても静かな雰囲気で始まります。
その中で少しだけメロディがある「夕闇に溶けてく」の所が何だか綺麗な感じがします。

でもそんな世界で、主人公は「君」という存在を失ってしまいました。
「君」は恋人かもしれません。大親友なのかもしれません。特別な存在ではあるのでしょうが、その関係性は明言されてはいません。

“感覚の生えた 空き缶みたいに
汚れては転がる
錆びついた声で
壊れた心で”
―「生と死と君」歌詞(作詞:ミヤ)より引用―

今度は少しメロディがあります。でも力が無い気がします。
「君」を失って、空虚になってしまった心を表現しているかのようです。
空き缶みたいに空っぽだけれど、痛みを感じる感覚だけはある。
それが今の主人公の、壊れてしまった心なのでしょう。

“FREE
SKY
LIVE
DIE”
―「生と死と君」歌詞(作詞:ミヤ)より引用―

いきなり力強いドラムが聞こえてきたかと思うと、何十人もの人が大声で叫んでいるんじゃないかと思える力で叫ばれる4つの英単語。

「自由」「空」「生」「死」
死ぬ事が自由へと繋がるのでしょうか。
それとも、生きている事が……?

“当たり前 が壊れることは
いともたやすくてさ
空に消えた?
風が運んだ?”
―「生と死と君」歌詞(作詞:ミヤ)より引用―

ここで一旦、空虚感のあるAメロを挟みます。
先程よりも少し、自分の心の痛みと、何だか納得がいかない感情が芽生えてきています。
何で「君」が消えて、二人いる当たり前がたやすく壊れてしまったのか……
空とか風に責任をなすりつけてみようとはしますが、そんな訳無い事は主人公自身、よくわかっているでしょう。

“FREE
SKY

どうして彼を選んだの 神さま
生まれ持った運命は残酷で無慈悲さ

明ける夜と
沈む夕日
終わる今日と
生と死と君”
―「生と死と君」歌詞(作詞:ミヤ)より引用―

大勢の人が叫ぶ「FREE」「SKY」をバックに、主人公のそれ以上に凄まじい叫びが響きます。
今まで空虚だったけれど、その感情は「どうして彼を~無慈悲さ」の二文に全て凝縮されているんじゃないかと思う程。
この叫びは是非直接曲を聴いていただきたい。

「空ける夜と~」以降は少し冷静さを取り戻しています。
一日の始まりと終わりを1つの人生のように考えて、「君」が生きていた頃の思い出と、死んでしまった後の自身の人生を考えながら今日も一日を終える……

そんな、生と死について考える一曲。
是非聴いてみて下さい。

リンク

ムック 生と死と君 歌詞-J-Lyric.net

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