the WORLD/NIGHTMARE~レビュー12曲目~

~試聴~

~the WORLD収録CD紹介~

・9枚目のシングル「the WORLD/アルミナ」収録

・4枚目のアルバム「the WORLD Ruler」収録

・6枚目のベストアルバム「Historical~The highest NIGHTMARE」収録

・8枚目のベストアルバム「best tracks 2006-2010」収録

~the WORLD感想~

日本テレビ系アニメ「DEATH NOTE」オープニングテーマに抜擢されたこの曲。
ツインギターとストリングス、軽快なドラム、そして何よりボーカルの声質がダークで疾走感溢れる印象を演出しており、正義とは何か?悪とは何か?重厚なテーマで語られつつも最終回までノンストップで走り続けた作品「DEATH NOTE」のオープニングに相応しい作品となっています。

“広がる闇の中 交わし合った 革命の契り
愛した故に芽生えた 悪の華
これから先訪れるであろう全てを
誰にも邪魔させる訳にはいかないから”
―「the WORLD」歌詞より引用―

アルバムにのみ存在する前曲「PHANTOM」で力を求めていた男は、何者かと革命の契りを交わす事により、求めていた力を手にします。

丁度、デスノートの主人公夜神月が、死神リュークの落としたデスノートを拾う事で力を手にした様に。

男は世界を愛していました。故に、世界を救う為、自ら悪になる事を決心します。これから先、自身で行う革命の全てを誰にも邪魔させないように。

“果実が告げた未来
理性を忘れた街
黒く歪んだ現在いま
夢、理想に変える”
―「the WORLD」歌詞より引用―

果実はリンゴの事で問題ないと思います。デスノートでもリュークの好物として出てきますし、アダムとイヴが食べたと言われる知恵の樹の実もリンゴと言われていますので、果実を食べた事により知恵を身につけ、結果何かの未来が見えた……そう解釈しても良いかもしれません。

力を手にした男は、今の世の中を理想の世の中に変えてやると、決心します。

“どうして?僕はこわれた救世主メシア
誰もが望んだ「終幕おわり」を

―「the WORLD」歌詞より引用―

でもそんな男の行動は、決して周りに理解されるものでは無かったのでしょう。
そんな周りの反応に、男は自分が壊れているのかと、自問自答します。
誰もが望む終わりって何なんでしょうか?一人一人違うと思うのですが、一人一人に合わせた終わりを用意するのでしょうか?それとも、男が「これなら誰もが望むだろう」と勝手に判断しただけの終わりが用意されるのでしょうか。

“広がる闇の中 交わし合った 革命の契り
愛した故に芽生えた 悪の華
これから先訪れるであろう全てを
誰にも邪魔させる訳にはいかない
いつか僕が見せてあげる
光輝く空を”
―「the WORLD」歌詞より引用―

「見せてあげる」というあたり、男は力を手に入れてかなり優越感に浸っている様子が伺えます。
今は黒く歪んでいる世界ですから、きっと空も暗い色をしているのでしょう。人々も、希望が無いような顔をして生きているのかもしれません。
そんな中、いつか希望で光輝く空を見せてあげると、男は自分についてくる者を探しているのでしょうか。
まるで宗教のようですね。

しかしそんな神秘的なイメージの歌詞で、疾走感溢れる楽曲なのに、最後はピアノの音で、一瞬で終わってしまいます。
まるで、この男が起こす革命も、結局は儚く終わってしまう事を示すかのようです。

~リンク~

ナイトメア the WORLD 歌詞―J-Lyric.net
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