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甲賀忍法帖収録CD紹介
・シングル「甲賀忍法帖」収録
・アルバム「臥龍點睛」収録
・ベストアルバム「陰陽珠玉」収録
・アルバム「龍凰珠玉」収録
・ライブアルバム「陰陽雷舞」収録
甲賀忍法帖感想
UHF系テレビアニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」オープニングテーマともなっている曲。
数多くのベストアルバムに収録されているという事は、陰陽座を語る上では外せない1曲であるという事が伺えます。
再生するといきなり威勢の良い笛の音と、ヘヴィメタルならではの重厚感と疾走感のあるバンドサウンドが堪能できます
“下弦の月が 朧に揺れる
夜を 包む叢雲
磔られた 番う雛
絡める 非情の罠”
―「甲賀忍法帖」歌詞(作詞:瞬火)より引用―
そして、Aメロから艶やかに響く女性ボーカル・黒猫さんの歌声が美しい……
演奏も何だか妖しい雰囲気を醸し出しているようです。
朧に薄れながらも光る月を、雲が隠してしまうような夜に、非情なる罠により、男女の夫婦が捕まってしまいました。
“嗚呼 今も燻ぶ
想い胸に 聢と宿らば(殲)”
―「甲賀忍法帖」歌詞(作詞:瞬火)より引用―
歌詞の主人公の胸の中には今も燻っている想いがあるのですが、その想いを確かに胸に秘め、前に進んでいこうという思いが読み取れます。
“水の様に優しく 花の様に劇しく
震える 刃で 貫いて
宿命られた 涙を
瞳の奥 閉じても
貴方を 瞼が 覚えているの”
―「甲賀忍法帖」歌詞(作詞:瞬火)より引用―
刃で貫きはしますが、震えているという事は、やはり恐怖がどこかにあるのでしょう。
それでも水のように、花のように優しくも力強い力で貫きます。
「宿命られた涙」とは既に決定してしまった別れの運命の事で、決して泣かぬように瞼を閉じても、閉じた瞼に想い人の姿が思い浮かんでしまう……そんな曲なのではないでしょうか。
最初は妖しい雰囲気を持っていた黒猫さんの歌声も、力強い一面を見せます。
想いの強さを表現しているかのようですね。
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