秋風の狂詩曲/Raphael~レビュー70曲目~

~基本紹介~

・10枚目のシングル「秋風の狂詩曲」収録

・2枚目のアルバム「不滅華」収録

・ベストアルバム「Raphael Singles」収録

・ベストアルバム「Love story-2000020220161101-」収録

・ライブアルバム「天使の檜舞台」収録

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~感想~

どこか物悲しさを感じさせる、民族調的なメロディのストリングスが奏でるイントロが特徴的な、ミディアムテンポバラード曲です。

まさに聴いているだけで、日に日に涼しくなって行く秋風が吹いているかのようです。

“枯れ葉ざわめく並木道 初めてあなたを見た場所

今日もひとり読書のフリ あなた探して”

―「秋風の狂詩曲」歌詞より引用―

「読書」という単語から、恐らく歌詞の主人公は活気なスポーツ青年……というタイプの人物では無いだろうという事が伺い知れます。

かなり物静かな性格で、ひそかに片想いをしてはいるのだけれど、行動に移す勇気もなくひっそり想いを募らせているのかもしれません。

恐らくこの主人公はもし運良く「あなた」を見つける事が出来たとしても、やはり行動には移さず、ひたすら読書のフリをしながら視界の端であなたを見つめるだけなのではないかと思います。

“落ち葉のように募る想い あなたへ散り積もるの

震えるほど切ない風 あなたへのマドリガル”

―「秋風の狂詩曲」歌詞より引用―

「マドリガル」とは16世紀イタリアにあった歌曲の形式の一種で、感情を豊かに表現する為に自由な方法、言葉で作られていた音楽のようです。

もっと詳しく研究すると違うのでしょうが、ここでそれについて延々と論じるのは違うので、Wikiを参考に簡単な表現にしてみました。

歌詞ですが、「落ち葉のように」とは何と控え目な描写なのだろう、と思います。物静かな主人公で秋というイメージにはぴったりですが、もしも風が更にもう一吹きしたらどこかへ消えていってしまうではないですか……

そんな儚さと美しさを合わせもった楽曲です。

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