試聴
Honey Trap収録CD紹介
・シングル「ANTITHESIS」Dtype収録
Honey Trap感想
“さぁ綺麗事を並べ
そう触れてしまいそうな愛の罠”
―「Honey Trap」歌詞(作詞:Royz)より引用―
行進曲のような軽快なリズムが聞こえてきたかと思ったら、そのままとろけて沈みこんでしまいそうなメロディが聞こえてきます。
「Honey Trap」の名が表す通りの色っぽい世界観がここにあります。
“甘い言葉で
さぁ時を止めて無邪気に微笑んで
優しいのは最初だけね
懐かせ方も忘れた?
私、捨て猫なの
あなたにだけ飼われて眠りたい
中身のない口づけでも構わない
そばにいて”
―「Honey Trap」歌詞(作詞:Royz)より引用―
サビになると色っぽさの中にも爽やかで聴きやすいエッセンスが混じり始めます。
そこに心が無くても構わないからとにかく一緒にいて欲しいと主人公は願っているのですね。
本心はどうあれ、独り身の猫である自分に夢を見させて欲しいと。
“最後と決めた夜
飽きた様に私を抱く貴方
愛しい寝顔晒して
地獄に堕ちていけばいい私の抜け柄を見つめながら
頭を抱えてる
逃げることも許されない
苦しみに掴まれて”
―「Honey Trap」歌詞(作詞:Royz)より引用―
そして最後のサビです。
……あれ、これ文字通り魂が抜けた意味で抜け殻になってませんか?イッてしまっただけですよね、逝ってませんよねこれ……?
「逃げることも許されない苦しみ」とは、本当の罪のことでは無いですよね……?
それとも主人公が自分の命を人質に取って絶対に相手に忘れられない為の手段として、相手の目の前で命を投げ出してしまったのでしょうか……
解釈次第で恐ろしいHoney Trapの存在が見え隠れする1曲です。
視聴環境
再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Apple Music通常配信音源
イヤホン:CCA C12
イヤーピース:ダルマオーディオ 椀
ケーブル:Yinyoo YYX4849
リンク
Honey Trap(ANTITHESIS収録)/Royzの歌詞|『ROCK LYRIC』

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