「IGNITE/Royz」を聴いてみた!

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Royz「IGNITE」MUSIC VIDEO

IGNITE収録CD紹介

・シングル「IGNITE」収録

IGNITE感想

Ignite、とは点火する、燃え上がるといった意味がありますが、ゆらゆらと小さく、そして徐々に大きく燃え盛っていく炎のようです。

“なぞるだけのシナリオ
深いザラつきを覚えはじめ
伸ばされた手さえ跳ねのけた
今は強く言わないで
[Real or Ideal choice,Real or Ideal choice]”
―「IGNITE」歌詞(作詞:昴)より引用―

ダークでスローテンポな序盤は、緩やかに闇に沈んで行くような印象すら受けます。

伸ばされた救いの手さえ拒否して、深く深く。

現実を直視するか、理想を夢見るか、選べと声が上がります。

「強く言わないで」と願う主人公の気持ちを無視して。

“Wish I could tell you everything on my mind
期待することも忘れてたんだ
All we crave for is recognition That’s it
-自分に-裏切られるって”
―「IGNITE」歌詞(作詞:昴)より引用―

地の底を這い燃え上がる業火のような英詩のデスボイス。

「私の心を全て貴方に打ち明けられたら良かったのに」(意訳)
「私達を認めて欲しい、ただそれだけです」(意訳)

希望を求めて不安を打ち明ける事も出来なかったのでしょう。
自分で自分を認められず、自己否定の海に沈んでいたのでしょうか。
そしてその状況に慣れすぎてしまって、いつしか他人に救いを期待する事を忘れてしまっていたようです。

“口ずさんだ歌
それが唯一の希望だった

どれだけ祈って願って
何万回叫び続けても届かない
もう届かない人や時が来るから
君の心の声 気づかないふりより
声枯らして It’s time for ignition
そして僕ら生命を燃やせる場所を求めてる”
―「IGNITE」歌詞(作詞:昴)より引用―

そして、一旦Aメロのような雰囲気に戻りワンクッション置いてからの、駆け上がるように明るく疾走感のあるサビへ。

期待する事を忘れてしまったという事実の裏に存在する、最初は期待したかった想い。

その声に気づかないふりをするのでは無く、気付いて向き合って、声が枯れても真剣に叫んで行こうとするのです。
その声が届かないのなら、届く場所を求めて移動しようとするのです。

楽曲の一連の流れが、私には、1度は炎の中で燃え尽き、そして再び蘇って羽ばたいていく不死鳥、フェニックスのようにも感じられる1曲です。

リンク

IGNITE(IGNITE収録)/Royzの歌詞|『ROCK LYRIC』

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