試聴
クロアゲハ収録CD紹介
・2枚目のシングル「AREA」収録
・ベストアルバム「Royz THE BEST 2009-2019」収録
クロアゲハ感想
今回はサブスク配信もされている、ベストアルバムに収録されている再録版を聴きながらの感想となりますのでご了承ください。
もう、イントロからテンションが上がりますね!
重厚な始まり方でテンションを溜めていき、そこからジャンプ!そんなライブ光景が目に浮かぶかのようです。
重厚ではあるのですが、とてもスタイリッシュでもある印象です。
“なにも知らない彼の胸、腕の中、淫らな体晒して
腐りかけの心、作り笑顔で私 『グロテスクね』声も届かない 仄ぐらい底の中 淫らな体晒して
熱い夜を越えて また汚れてく私 『グロテスクね』”
―「クロアゲハ」歌詞(作詞:Royz)より引用―
Aメロはシンプルにリズムが楽しめます。
演奏に合わせて体が動いてしまいますね。
歌詞の主人公は多くの異性と関係を持ってきた女性でしょうか?夜の仕事などをしているのかもしれません。
そんな女性がまた新たな男性と関係を持ち、汚れていく様を自分で振り返って「グロテスクね」と嘲っているのだと思います。
“胸に秘められた想いはまだ 貴方にとどかないまま
只、只一人いる世界で 羽を広げ呼んでた
『貴方はどこ』”
―「クロアゲハ」歌詞(作詞:Royz)より引用―
この女性は恐らく、本当は誰か一人強く、好きだと思う人物がいるのに、その人物と出会い想いを伝える事が出来ず、数多の男性と関係を持ちながら好きなその1人をひたすら探し続けているのです。
もしくはまだ、出会ってすらいなくて、出会いたくて数多の男性と関係を持ちながらそんな、運命の人が現れないかと探しているのかもしれません。
または、好きな有名人に振り向いて欲しくて夜の仕事を頑張ってお金を貯めているし使ってもいる、なのに振り向いてはくれない、「貴方の本心はどこ?」状態なのかもしれません。
何れにしても、関係を持った数多の男性の事はさほど気にも止めていないという事は「只一人」という表現から読み取れるような気がします。
この女性の目の前に、想い人の「貴方」は姿を表すのでしょうか?
とても聴きやすくてスタイリッシュでカッコ良い楽曲ですので、一度聞いてみて下さい。
リンク
クロアゲハ (Re-Recording)
Royz
価格: 255円
posted with sticky on 2020.1.16

