~ラストレイン収録CD紹介~
・10枚目のシングル「アイアムメンヘラ」通常版収録
・3枚目のアルバム「VISUAL IS DEAD」収録
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~ラストレイン感想~
哀愁を感じられる、R指定の非常に聴きやすいミドルテンポのロック・バラードとなっています。
歌い出しのギターリフは、降り続ける雨を表現しているかのようでもあります。
“最終列車に飲み込まれて行く
君と僕 あの日のまま
ハッピーエンドの映画の様な終わりで
さよならを今告げよう”
“ラブソティー イン ブルー
素敵な出会いの 二人にはお似合いでしょう?
大人ぶる君は僕より大人で
優しい嘘「また会おうね」と…”
―「ラストレイン」歌詞より引用―
別れの歌ですが、相手が明確なさよならを告げず、また会おうね!と嘘をついてしまった事で、歌詞の主人公は淡い期待を抱いてしまっていた事が、「ハッピーエンドの映画の様な終わり」という文面から何となく想像できるという、何とも切ない気持ちになる一曲です。
“さよならが教えてくれたね
「本当の」大切さを”
―「ラストレイン」歌詞より引用―
最後の箇所ですが、「本当の」という歌詞はあえて歌われていません。
普通に聞いても問題なく意味が伝わりますし、歌詞を読みながら聴くことでより強調される手法の様に思います。
明確に告げられなかった「また会おうね」の裏に隠されたさよなら。
言われないのに、その意味に気付かざるを得ない程に、その後「君」に会う事は無かったのでしょう。そしてその事実を知った時、君と出会えていた時間が如何に大切なものであったのか、主人公は最後に思い知ったのでしょう。
そんな雨の似合うバラード曲、これから梅雨の時期にピッタリではないかと思いますので是非聴いてみて下さい。
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