國立少年-ナショナルキッド-/R指定~レビュー179曲目~

~國立少年-ナショナルキッド-収録CD紹介~

・3枚目のシングル「國立少年」収録

・1枚目のアルバム「人間失格」収録



~國立少年-ナショナルキッド-感想~

軽快なドラミングから始まり、少しぐるぐるとした中毒性を感じるようなギターリフが絡み、聞きやすくとても楽しい雰囲気の楽曲となっています。

楽しい雰囲気といってもポップスとはまた違った雰囲気ではありますが……聞いてみればその楽しさがわかると思います。

“カルト日和
哀愁かな?
独り読書
黒髪の彼女

理性枯れる頃でしょう
縛り付けて
目隠しの彼女”
―「國立少年―ナショナルキッド―」歌詞より引用―

歌詞の主人公は恐らく、1人でぽつんと読書をしている、黒髪の綺麗な彼女に、一目惚れに近い感情を覚えたのだと思います。
そして恋心が暴走し、独占欲へと変化し、縛り付けて目隠し……いわゆる、監禁を行ってしまったのだと思います。

“晩秋の風に誘われて
足早に君を拐う
此方に好感を
持つ事なかれど”
―「國立少年―ナショナルキッド―」歌詞より引用―

そりゃ、突如拐われ監禁され、その犯人に対して好感を持つ人は殆どいないと思います。
例えばアーティストに対してのファンであるなど、初対面でも好感を抱かれている事が確実に予想できる関係であれば監禁してしまっても好感を抱く事はあるのかもしれませんが、そういった描写はありませんので、主人公と黒髪の彼女の関係は本当にただの初対面(或いはそれに近い片想い)であると考えられます、これで好かれると思う方が不思議ですね。

“今秋風かぜに乗り
此の恋燃やし
咲かせましょう
翻し君に幸あれ
駆け巡る
秋風かぜに乗り
此の恋燃やし
咲かせましょう
舞い堕ちた君に捧げる
哀愁歌”
―「國立少年―ナショナルキッド―」歌詞より引用―

歌詞の主人公はその恋心が理不尽な独占欲に変化している事に気がついていません。
純粋な恋心だと思っています。
君に幸あれ、と言っているのに彼女を解放した描写が一切無いので、解放を望む彼女の隣で、解放なんかは一切せずに彼女の幸せを願っている主人公という、かなりちぐはぐな光景さえ想像出来ます。

そんな歌詞なのに楽曲自体は中毒性を感じる楽しさがありますので、主人公だけはきっと楽しいのでしょうね。
歌詞の意味を考えながら聴くと、楽曲の中毒性が狂気のようにも感じられます。とても楽しいです。



~リンク~

國立少年ナショナルキッド-(國立少年収録)/R指定の歌詞|ROCK LYRIC
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