Life/SIAM SHADE~レビュー166曲目~

~試聴~

~Life収録CD紹介~

・14枚目のシングル「Life」収録

・ベストアルバム「SIAM SHADE Ⅸ A-side Collection」収録

・ベストアルバム「SIAM SHADE XI COMPLETE BEST~HEART OF ROCK~」収録




~Life感想~

ストリングスとクリーンギターが穏やかで、歌の力強さも相まって、荒れた土地の上をただ一歩一歩、確実に歩いて行くかのような雰囲気を感じる、名ロックバラードです。

レビューブログを初めて、レビューする曲を探す為に色々名曲を調べる事もあるのですが、そうしていなければ多分なかなか聴く事が無かった曲です。そう思うと、ブログをしていて良かったと思う程、出会えて良かったと思う曲です。

“歩ぶめどまだ遠く 果てしない道無き道を行く
Anyway 不安抱き手探りで 彷徨い続けてる
遠くみつめても 幸せは訪れはしない
ただ空を見上げても 幸せは降り注ぎはしない”
―「Life」歌詞より引用―

幸せを求めてひたすらに歩き彷徨い続ける様子が描かれています。
ただ見ているだけでは幸せは訪れない、だから歩き探すのです。

“葛藤して 葛藤して 葛藤して 疲れ果て眠っても
覚めて 目が覚めて 目は覚めて 日がまた昇る
躊躇いも 戸惑いも 恥じらいも受けとめて
情熱に身を投げて 果てるまで 微笑みを
誰より好きなきみよ”
―「Life」歌詞より引用―

1番のサビです。
人生で悩み疲れてしまう事はあるでしょう。それでも日は昇り、次の日というものはやって来ます。
それならば躊躇いも戸惑いも恥じらいもありのままの自分であると受け止め、死ぬその瞬間まで微笑んで生きて見せろと、そんなメッセージのように感じられました。
「我」と書いて「きみ」と読むのは、バンドとして、曲を聴く人に語りかける意味も当然含まれているとは思いますが、自分自身が二人いるように想定して自分自身と対話・語りかけているのだと思います。

“どれ程の道のりを この足で歩いて来たのか?
夢にどのくらい 命を削ぎ落として来たのか?
風は今日もまた 足跡を吹き消して行き
ここが何処なのか 何なのか 誰なのかわからなくさせる
立ち止まり 振り返る時間さえ あの空に落ちる
近づいて 近づいて 近づいて あの空が落ちる
近づいて 近づいて 近づいて 近づいて
近づいて 近づいて 近づいて 近づいて…
美しき死と日々よ”
―「Life」歌詞より引用―

1番のサビが若い人へ向けた言葉とするなら、2番のサビは中年を過ぎた頃の様な(私がまだそこへ至っていないので、40や50になるとそうなっていくのかという勝手な想像です)、人生において死を何となく意識し始めるを得ない人へ向けた言葉ではないかと思います。
人生を振り返る為の時間すら、徐々になくなっていき、自分は結局何を成してきたのかと問いかける事が多くなっていく、そんな時期なのでしょうか。

曲が進むにつれ年をとっていくような曲です。
人生の色んなステージを越える度にきっとこの曲は少しずつ姿を変えていくのでしょう。本当に全部理解して共感する頃には「私は老い先短いから」と、死を完全に受け入れた老人になっていようかと思います。
本当に名曲ですので、是非聴いてみてください。




~リンク~

SIAM SHADE Life 歌詞―J-lyric.net

SIAM SHADEレビュー曲一覧はこちら




コメント

タイトルとURLをコピーしました