前書き
びっくりしましたよ……!!こんな弱小ブログに急にレビュー依頼が来るんですもん……
そんな訳で今回はイヤホン「MT3 Pro」を、メーカーのSIM GOT様より提供していただきましたので、使ってみた感想を書いてみたいと思います。
……とは言いつつも、前書きの部分は提供品が到着する前にネットで調べられるだけ調べてみて感じた事を書いてみようと思います。
まずはメーカーのSIM GOT 様。
どうやら中国のメーカーさんのようです。
とりあえず、以前手にしていたUiiSiiさんや、現在もサブとして利用中のKZさんの良い品(低価格帯)を自費購入で手にしている為、イヤホンの分野に関しては、中国メーカー結構良いイヤホンある……が今の私の印象です。
勿論ハズレみたいな品もあるにはあるのでしょうが……
こちらのSIM GOT様、多くのブロガーさんにイヤホンを提供されているようですね。
商品名でググッたら、提供していただきましたと前置いてあるレビューブログを沢山見つけました。
私も仲間入りです……というのは流石に厚かましいですね。
正直、私はイヤホンにさほど詳しくないので、スペックとか見ても「おお!これは良い音っぽそう!」と感じるよりも、「なんか良くわかんないけど良い音を出すって事が書いてあるのかな?」(大体の説明がそうだと思いますが……)となるタイプだったりするので、スペック云々よりも実際の感想を重点的に書いてみようと思います。
スペック気になる人は最後に公式サイトリンクしておくのでそちらをご覧下さい。
正直、本当に良い音質とは何ぞやもよく分かっておりませぬ。
Amazonで見ると価格が2020年11月現在で7800円となっております。
これ以上高いイヤホンを購入した事はありません。故に、コスパの良さについて言及する事は不可能です。
これ以上の価格帯のイヤホンを知らないので、〇万円以上の価値がある!コスパ良し!と表現する時に、書くか書かないかは別として、自分の中で基準としてふんわりとでも存在するべき〇万円のイヤホンは存在しない状態です。
なので、今回の感想記事は思った事をありのままに伝える感想記事となります(勿論他の記事もそうですが……)。
とは言え、仮に良くない……と感じたとしても、それは私の好みに合わなかっただけの話であり、必要以上に攻撃的な印象のある言葉を用いる事もしません。
では、到着の日を、期待に胸を膨らませて待つことにしましょう。
MT3 PRO 開封してみた
そんな訳で、ここから日を改めまして、無事イヤホンが到着しました。せっかく提供していただいたので、この辺りの写真は色々撮ってみましょう。まずは外箱から……
最近、安いイヤホンの紙とプラスチックのケースに慣れきっていて、とてもしっかりとした固いケースの感触は久々でした。中身はこんな感じ。
・イヤホン
・付属ケーブル
・イヤーピース2種
・簡易説明書
・説明書?(英語と中国語?しかありません、読めない…)
・グローバル保証カード
そして、スケルトンなのでイヤホンを拡大して撮影。色が4色あるのですが、今回はクリアブラックを選択。
真ん中にドーンと鎮座しております丸っこいのがダイナミックドライバーってやつなんでしょうね。
割と隙間があるようにも見えますので、ここを空洞にして響きを持たせるのか、それとも他の小型ドライバーをやんややんやと入れるのかがきっと各メーカーの腕の見せ所なんだろうなって思ったりします。
後、装着してみてわかりましたが、結構この丸っこさが私の耳にはすっぽり収まりました。
ケーブルとイヤホンを接続してみます。
こんな感じ。
ケーブルとイヤホンの接続部分はシュア掛けに対応した形に固定されるように保護がついています。これだと耳の形合わなかったら大変かも……と思いましたが、装着した後に指で触ってみたら少し余裕はありました。
丈夫なように見えますし触ってみても丈夫な感じしますが、この保護がなくなる所から断線したりするのが私の取り扱いクオリティなので、今回はどのくらい保ちます事やら……
イヤーピースも中・高音域用と、低音域用の2種類があります。
1の方が「mid-high」とあるので中高音域用で、2の方が「bass」という単語があるので低音域用なんだろうという事が、英語あまりわからない私でも読み取れます。
MT3 PROで色々聴いてみた
使用構成
再生機器:Xperia XZ3
接続機器:SONY WALKMAN NW-A55(Bluetooth接続/DSEE HXオン)
再生音源:Youtube MusicまたはAmazon Music Unlimitedまたはうたパスより通常配信音源
色々聴いてみた(中高音域イヤーピース)
まずは中高音域用イヤーピースで、到着日から次の仕事の休日まで数日色々と。
エージングとかいうのは行っていません。あれって自分が実際に長時間使うことで自分の耳の感覚がそのイヤホンに合うようにエージングされていくのでは?と思わなくもないです。何だっけ、サンクコスト効果っていうんでしたっけ?
……話が逸れました。
何故か真っ先に、GACKTの「GHOST」を再生し始めると……おお!イントロの無機質空間ぽい音の質感が何か良い気がする!
そして結構バランスも良い……!
でもそれも曲次第で、例えば己龍の「叫声」なんかを聴いてみると低音が元からやはり少し強め?と感じる時も少し。
ただし再録版だと解消されているので、年月の経過によるバンドの技術の進歩や、その時期の音作りや曲の特性がより鮮明にわかるようになったと言った方が良いかもしれません。
ゴールデンボンバー「かまってちょうだい///」を聴いた時は、サビ周辺に入るはい!はい!って入るコーラスが少しだけぼやけたかな?って気がします。
荻野目洋子さんとか、その辺りの、少し前の女性シンガーの曲も相性良さそうですね。
「湾岸太陽族」を聴いていて、サビの英語終わったところのあのポコポコした音、あったっけ?と思ってしまいました。(ちなみにHSE-A1000PNで聴いたら、微かですが確かにある感じでした。こりゃ気付かない)
そんな感じで、今まで何となく流して聴いていた音に改めて気が付くこともありました。
色々聴いてみた(低音域イヤーピース)
中高音域イヤーピースを数日使用した後、休日にイヤーピースを交換し、さらに色々聴いてみました。
ちなみに材質の差なんだと思いますが、中高音域イヤーピースの方が少し柔らかめで、イヤホンにはめる時にはめやすい気がします。
まずはとりあえずGACKTさんの「GHOST」から……
ベースのズンズン来る感じが少し強まった感じがします。ライブ会場で流れている、ベースの振動が響いてくる感じのあの音に近づいた雰囲気です。
低音が若干強めかと感じていた己龍の「叫声」は、このイヤホンを数日使用して耳が慣れたというのもあるかもしれませんが、低音がしっかりして、これはこれで良いかも、と思えるバランスに収まりました。
「かまってちょうだい///」も、単純に耳が慣れてきただけなのか、それとも中高音域の強調がなくなった結果スマートになったのかは分かりませんが、女性コーラスのぼやけが少し収まったような……
どれも共通して、何だか踊りたくなるくらい楽しかったので、例えば仕事前の朝の出勤の時など、気分を盛り上げたい時は低音域用ピース、その他普通の時や、リラックスしたい時は中高音域用ピースみたいな使い分けをしてもいいかもしれません。
結論
イヤホンに7800円がポンと出せる人ならいいんじゃないかなって思いました。(再度言っておきますが、他の同価格帯のイヤホンやより高い価格のイヤホンの音色を知らない人間の結論です)
本当、そこなんですよ最後は。
提供していただきながらこんな事言うのもなんですが、私は7800円をポンと出せる程の財力がある人では無いので、買うのかと言われたら買わないです←
買ったら、良い買い物をしたなぁとは思うのですが、まず価格帯を最初に絞って5000円以下で探すのでそもそも商品名をお見かけする事が無いという……
ああ、誰か私に7800円をポンと出せる財力を下さい……←
余談
まさかの、結論で終わらない構成!
母にも聞いてもらいました
ちなみに、私実家住まいなので、到着当日に50代の母にも聞いてもらいました。
流していたのはGACKTさんのGHOSTで、低音用のイヤーピース使用です。
母はイヤホンで音楽を聴く事があまり無い(たまに使っても1500円程度の普通に売っている安いイヤホンのようです)人なので、まずはシュア掛けのやり方から教えてみましたが、私もKZ ZS5初めて買った時は慣れなくて暫く装着にもたついたなぁ……と懐かしく思いつつ。
そんな母の感想です。
・音がクリアに聴こえ、低音も響いている。
・耳がかけやすい形状をしている。
・メガネやマスクをしながら長時間使うと耳が痛くなるのではないか(※試してはいません)
イヤホンをあまりしたことの無い人の正直な意見として、これも参考程度にどうぞ。
この時に使用していたのは中高音域用イヤーピースですが、やっぱりそれでも低音域の響きは一定量はあります。
後、メガネ+マスクについては、私は1時間くらいなら大丈夫でした(それ以上の時間は装着していません)
でも、マスク紐が柔らかめのタイプのマスクをしているからそう思うだけであって、他のマスクをしたり、マスクをしているだけで耳が痛くなったりしやすい人には今はなかなか使いにくいイヤホンかもしれませんね。
ケーブル付け替えてみた
写真を見て、「ケーブル、ピンクか……」と思った方へ。
イヤホンケーブルは着脱可能です。
そんな訳で付け替えてみた。
使用ケーブルはこちら。
クリアブラックにブラックケーブルで統一感が出ましたね。勿論、ケーブルは色んな色が販売されていますので、好きな色・好きな使用感のものへカスタマイズ可能です。
ちなみに、付属ケーブルを抜く時、「これ下手したら折れるんじゃないか……」ってくらい力を入れたので、ちょっとやそっとじゃ抜けない安心設計となっていました。
ケーブル付け替えのおまけ
ZS5につけて利用しているケーブルを付け替えて写真をとっている時、紛失しないように一旦MT3 PROの付属ケーブルを付けておこうかと思ったら。
あっ……
Pinの規格は合っているんですが、イヤホンの形とケーブル側の保護ガイドの形が災いして、装着する事が出来ませんでした。
付属イヤホンを他のイヤホンのケーブルに流用する時は形をよーく考えた方が良さそうです。
てか振り返ってみて思うんだけど、いくら提供していただいたからって文量気合い入りすぎだろ……他のイヤホン感想2000文字も行ってねぇぞ……
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