SHIVER/the GazettE~レビュー13曲目~

~試聴~

~SHIVER収録CD紹介~

・16枚目のシングル「SHIVER」収録

・5枚目のオリジナルアルバム「TOXIC」収録




~SHIVER感想~

イントロから全く衰える事の無いテンポの良い疾走感があり、そのロックなカッコ良さに浸っていたら、気がついたら楽曲が終わっている印象を受けるような、そんな曲です。

黒執事Ⅱのオープニングテーマとなってはいますが、その作品の世界観に合わせて作った曲……という訳ではなく、元より切なさ、力強さ、疾走感が黒執事の世界観に合っているとアニメ制作スタッフが感じたからこそ、オープニングテーマとなる事が出来たのだと思います。

“たとえ…終わる事の無い悲しみがあなた奪っても
離れてゆく心など此処には無いと言って”
―「SHIVER」歌詞より引用―

最初に始まるサビで歌詞の主人公は、「あなた」に懇願しています。
例えどんなに悲しい事があったとしても、自分の元を離れようとする心などは此処には無い、つまりずっと自分と一緒にいて欲しいと。

“駆け寄った背中に問い掛ける明日がどんな形でも
揺るがなかったのはもう信じる事を忘れたくなかったから
目を逸らす癖も曖昧な回答も笑えぬ嘘も
隣にいなければ意味さえ滲んでゆく”
―「SHIVER」歌詞より引用―

歌詞の主人公は、「あなた」の心が本当は自分の元に無いことを、薄々感じているのかもしれません。
だって「あなた」は自分の問いかけに対し、目を逸らし、曖昧な回答をしているのです。しかも、その回答が嘘である証拠を隠せていない。
それでも主人公はひたすら、「あなた」を信じ続けます。
それでも隣にいたいと思う程に「あなた」を好きになってしまっているから。

“たとえ…終わる事の無い悲しみがあなた奪っても
忘れないで「さよなら」が嘘と思えた日々を
一人きりで見た空もすれ違う中で見た夢も
あの日のまま何も変わらず
あなたの中で今もずっと……”
―「SHIVER」歌詞より引用―

それでも歌詞が進むにつれ、二人は別れてしまいます。
「さよなら」が嘘と思えた日々があった、つまり今は「さよなら」が嘘ではない状況になってしまったのです。
でも別れてしまっても、付き合っていた日々の思い出までは嘘には出来ない、自分の中にも「あなた」の中にもある……そう信じている様子が描かれています。




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