SINDRA/vistlip~レビュー76曲目~

~SINDRA収録CD紹介~

・7枚目のシングル「SINDRA」収録

・2枚目のアルバム「ORDER MADE」収録

・ベストアルバム「SINGLE COLLECTION」収録

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~SINDRA感想~

水底を漂うが如く穏やかな浮遊感を感じるイントロと囁きの後、キャッチーでスピード感のあるロックチューンが始まります。

“誰か知らないが唄をありがとう

“この世界”を滅ぼせるから

聴いたらもう最後

逃走不可能

作詞家の罠

「俺が欲しいだろう?」”

―「SINDRA」歌詞より引用―

初めて聴いた時、誰か知らないがありがとう、という表現に衝撃を受けた覚えがあります。

また、唄で世界を滅ぼす、という発想にも衝撃を受けました。

普通は救ったり変えたりしたいものだと思うのですが、滅ぼしたいとはまた思い切った表現です。

さて、主人公に与えられたこの唄はどの様に使われるのでしょうか?

“誰か知らないが夢をありがとう

君のために輝けるから

「おかしいな・・・動力炉。」

どうして君を想うと異常な数値になるんだろう

隣同士は当たり前じゃないから明日も謡わせて下さい”

―「SINDRA」歌詞より引用―

夢を与えられた主人公が、君の隣にいる為に唄が謡われています。

つまり、唄によって滅ぼされた世界とは、主人公の孤独の世界だと考えても良いのではないでしょうか?

“雨上がる空

全て無くても君がいるなら生きて行くから

And this is the one,The answer

leading us to Bright Future

「ただいま。」は約束した場所で”

―「SINDRA」歌詞より引用―

もはや冒頭で、唄で世界を滅ぼそうとした主人公の面影はありません。

そう思うくらいに憎んでいたであろう主人公の孤独が完全に滅ぼされ、「君」とは「ただいま。」を言える関係にまでなっています。

光と闇、幸せと不幸、相反する要素をあえて1曲のなかで描写する事により、それぞれの印象を強調する事に成功している1曲です。

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