「消えたい/ザアザア」を聴いてみた!

音楽感想

試聴

消えたい収録CD紹介

・ミニアルバム「みんながうた」収録

消えたい感想

小さく響くハイハットの後に、シンプルだけど不気味なギターがどこか暗い雰囲気を纏って鳴り響き、この曲は始まります。

“死にたい訳じゃないけど
でも生きたくはないんだ
ただただただただ生きる
毎日に疲れたんだ

生きる理由を下さい
死ねる理由を下さい
だらだらだらだら生きる
毎日に疲れたんだ”
―「消えたい」歌詞より引用―

メロディの起伏は少なめで、それが逆に主人公の無感情さを強調しています。

生きていたくは無いけど、死ぬ勇気も無くて、もしくは死んだ後に親族にかける迷惑などを色々考えてしまって、だらだらとただ生き続ける。

こういう状態の方、結構多くいらっしゃるんじゃないかと思います。

そして、Aメロが終わると、「消えたい消えたい」と、深く大きな穴に落ちるかのような雰囲気で一気に楽曲が激しくなります。
生きたくないけど死にたくない、だから消え去ってしまいたいのです。

“人に気付かれないよう
左脚を切ってみた
ただただただただ痛い
こんなんじゃ落ち着かない”
―「消えたい」歌詞より引用―

2回目のAメロでは、消えたい感情を1回は自分でどうにかしようとしてみた形跡が描かれます。
例えばリストカット等して落ち着いたという話をネットで見たりして、やってみたけど全然落ち着かない!といった状況を容易に想像出来ます。

「ただただただただ痛い」の歌い方が、平静を装おうとしてしまうけど堪えきれないくらいには痛いのだろうなと思わせる所が凄いです。

“前も後ろも右も左もどこにも行けず行き止まり
1人でずっと
いつまで繰り返せばいいのか
何も変わらないのに
もう見たくないのに”
―「消えたい」歌詞より引用―

サビでは曲調は引き続き暗いのに、聴きやすいメロディの起伏と微かに聴こえるピアノのお陰で、暗すぎたそれまでよりは軽快に聞こえてしまいます。
今まで立ち止まっていたけれど、一人ぼっちでとりあえず歩いてみた感覚に近いかもしれません。

そして「消えたい消えたい」と言いながら楽曲は終わります。
安易に救いが無い辺りが、ひたすら無気力な自分に共感して欲しい人にピッタリな1曲となっています。

なお、この楽曲が収録されているアルバムは、ファンからの手紙を元に楽曲を制作しているコンセプトのようです。
だからこそこんなに心に迫る歌詞になるのですね。

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