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サイトマップ【固定記事】

規模を徐々に徐々に大きくしていけたらと思っていますので、まだまだ未完成ではありますがサイトマップを御用意しました!

目次
1.初めに
2.どんなアーティスト、曲があるのか見たい・探したい方
3.シーン別におすすめな曲を知りたい方
4.コラム

~初めに~

初めに
このサイトについて
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~どんなアーティスト、曲があるのか見たい・探したい方~

索引ページを御用意しましたので、是非こちらから様々な世界を探索していただければと思います。発音を基準とした50音順に並べています。

アーティスト索引

~シーン別にオススメな曲を知りたい方~

まだ中身は殆どありませんが、初心者オススメ曲やライブ定番曲などから季節や天候、行事の他にも色々な視点からまとめたものを、月単位、年単位でじっくりと増やしていく予定です。
ヴィジュアル系オススメ楽曲紹介(シーン別)

~コラム~

ライブレポや音楽視聴に利用している商品など、楽曲レビュー以外の事を書いていますので、もしよろしければこちらもどうぞ

コラム

空蝉/己龍~レビュー167曲目~

~試聴~

~空蝉収録CD紹介~

・3枚目のアルバム「朱花艶閃」収録




~空蝉感想~

少し早めのテンポでノリは良く、情緒と哀愁を感じるギターがイントロを含め随所を彩るロックチューンです。

空蝉とは、蝉の抜け殻を示しています。夏の季語でもありますので、何となく夏をイメージします。

また、空蝉には生きている人間、という意味もあるようです。

“叫ぶのは眩し過ぎる短命の最中さなか……
舞えど…舞えど…されども見えぬ日出ひいづる彼方
叫ぶのは心ノ臓が泪流せぬから…
逃れ…逃れ…されども迫る儚き此方此方こちごち
叫ぶのは畏怖を金切る脆弱な鋏
裂いて…裂いて…散らばるモノは霹靂へきれきはね
―「空蝉」歌詞より引用―

蝉の寿命は一般的には、成虫になってからは1週間程と言われています。
成虫の蝉があれ程までに凄まじい音量で鳴くのは、自分がわずかしか生きられない儚い命である為、その死から逃れようと必死に抵抗して鳴いているのでしょうか。

“何を馳せるのか…闇夜の間に間に
何を成せるのか…白昼夢”
―「空蝉」歌詞より引用―

蝉は天敵に襲われる確率を少しでも減らす為、夜に羽化するイメージがあります。羽化する瞬間、蝉は一体何に思いを馳せているのか……と思いを巡らせます。
そして、白昼夢のような儚い命で一体何を成すのでしょうか?

“朽ち堕ちて砕け散るとて…残したソレは「生きた証」
風に浚われて消え行く咲けぬ華でも…
あけを見て脱ぎ捨てた昨…残したソレは「生きた証」
土に飲み込まれ消え行く咲けぬ華でも…”
―「空蝉」歌詞より引用―

蝉の抜け殻は簡単に壊れてしまいますが、そんなものでもその蝉が生きていた証なのです。
風に浚われてしまったり、分解されて土に還ってしまったとしても、それは確かに、生きていた証なのです。

“ここに響く「哭泣こっきゅうの鳴」うたい刻むソレは「生きた証」
傀儡かいらいのままに散り行く事の無き様に
ここに響く「哭泣の鳴」謳い刻むソレは「生きた証」
傀儡のままに散り行く事の無き様に”
―「空蝉」歌詞より引用―

ラストサビに入る前には、サビと同じメロディで、ギター無しの、ドラムとベースのみで、歌詞を印象に残す事が出来るように歌い上げる箇所があります。
蝉は、ただただ無駄に生きて死ぬ事が無いように、力の限り鳴いています。そんな声がここに響いているのです。

この曲はアルバムにしか収録されていない曲で、ベストアルバムにも入っていないのですが、蝉を通して自身に投影してみる事で生と死について、生きた証を残す事にについて考えられる名曲です。単なる一アルバムに収録された楽曲、とだけしておくのは非常に勿体ない!と思える楽曲です。




~リンク~

空蝉(朱花艶閃収録)/己龍の歌詞|ROCKLYRIC

己龍レビュー曲一覧はこちら

Life/SIAM SHADE~レビュー166曲目~

~試聴~

~Life収録CD紹介~

・14枚目のシングル「Life」収録

・ベストアルバム「SIAM SHADE Ⅸ A-side Collection」収録

・ベストアルバム「SIAM SHADE XI COMPLETE BEST~HEART OF ROCK~」収録




~Life感想~

ストリングスとクリーンギターが穏やかで、歌の力強さも相まって、荒れた土地の上をただ一歩一歩、確実に歩いて行くかのような雰囲気を感じる、名ロックバラードです。

レビューブログを初めて、レビューする曲を探す為に色々名曲を調べる事もあるのですが、そうしていなければ多分なかなか聴く事が無かった曲です。そう思うと、ブログをしていて良かったと思う程、出会えて良かったと思う曲です。

“歩ぶめどまだ遠く 果てしない道無き道を行く
Anyway 不安抱き手探りで 彷徨い続けてる
遠くみつめても 幸せは訪れはしない
ただ空を見上げても 幸せは降り注ぎはしない”
―「Life」歌詞より引用―

幸せを求めてひたすらに歩き彷徨い続ける様子が描かれています。
ただ見ているだけでは幸せは訪れない、だから歩き探すのです。

“葛藤して 葛藤して 葛藤して 疲れ果て眠っても
覚めて 目が覚めて 目は覚めて 日がまた昇る
躊躇いも 戸惑いも 恥じらいも受けとめて
情熱に身を投げて 果てるまで 微笑みを
誰より好きなきみよ”
―「Life」歌詞より引用―

1番のサビです。
人生で悩み疲れてしまう事はあるでしょう。それでも日は昇り、次の日というものはやって来ます。
それならば躊躇いも戸惑いも恥じらいもありのままの自分であると受け止め、死ぬその瞬間まで微笑んで生きて見せろと、そんなメッセージのように感じられました。
「我」と書いて「きみ」と読むのは、バンドとして、曲を聴く人に語りかける意味も当然含まれているとは思いますが、自分自身が二人いるように想定して自分自身と対話・語りかけているのだと思います。

“どれ程の道のりを この足で歩いて来たのか?
夢にどのくらい 命を削ぎ落として来たのか?
風は今日もまた 足跡を吹き消して行き
ここが何処なのか 何なのか 誰なのかわからなくさせる
立ち止まり 振り返る時間さえ あの空に落ちる
近づいて 近づいて 近づいて あの空が落ちる
近づいて 近づいて 近づいて 近づいて
近づいて 近づいて 近づいて 近づいて…
美しき死と日々よ”
―「Life」歌詞より引用―

1番のサビが若い人へ向けた言葉とするなら、2番のサビは中年を過ぎた頃の様な(私がまだそこへ至っていないので、40や50になるとそうなっていくのかという勝手な想像です)、人生において死を何となく意識し始めるを得ない人へ向けた言葉ではないかと思います。
人生を振り返る為の時間すら、徐々になくなっていき、自分は結局何を成してきたのかと問いかける事が多くなっていく、そんな時期なのでしょうか。

曲が進むにつれ年をとっていくような曲です。
人生の色んなステージを越える度にきっとこの曲は少しずつ姿を変えていくのでしょう。本当に全部理解して共感する頃には「私は老い先短いから」と、死を完全に受け入れた老人になっていようかと思います。
本当に名曲ですので、是非聴いてみてください。




~リンク~

SIAM SHADE Life 歌詞―J-lyric.net

SIAM SHADEレビュー曲一覧はこちら




オカルトプロポーズ/ヴィドール~レビュー165曲目~

~オカルトプロポーズ収録CD紹介~

・1枚目のシングル「オカルトプロポーズ」収録

・ミニアルバム「昔壊カシ人形集〜其ノ壱〜」収録
・アルバム「Proposal〜卒業告白〜」収録



~オカルトプロポーズ感想~

この曲は楽曲というよりも、そのPVの方が話題に上がっている印象を受けます。

明らかに近所の公園で頑張って世界観を表現したと思われるクオリティが、一部の方の間で高い評価を受けているようです。

公式にアップロードされてはいないのでここで紹介する事は出来ませんが、Youtubeで検索をすればPVを見る事が出来ますので、是非見てみて下さい。よく目を凝らせば、奥に見えてはいけない自動車が……

楽曲自体はキャッチーで聴きやすく、しかし要所で少し不安を感じるメロディーで奏でられており、まさにバンドコンセプトの「オカルトロマンス」を表現するのには最適だと思います。

“「貴方を永遠に呪うわ」
鏡になぐり書かれた血文字
バスー面の赤い涙 動脈をなぞった彫刻スカルプチャー
―「オカルトプロポーズ」歌詞より引用―

独特な世界観の歌詞が繰り広げられています。
「永遠に呪う」と血文字で語っている人物は、オカルトプロポーズというタイトルから考えると、幽霊で間違いないでしょう。
浴槽の中(いくら何でも乗り物のバスは無いと思います、流石に)に溜まる程の量の赤い涙を流す、動脈をなぞって彫られているのは、描かれてはいませんが人型の彫刻なんかを想像してみると、より世界観にあった光景を想像出来る気がします。

“5年間の軌跡 呆気なく 脆く 儚くて
無慈悲に裏切った僕を偽り笑いで振り切った君
互いに罵りあい シネマになんかならない”
―「オカルトプロポーズ」歌詞より引用―

5年程の月日をかけて、付き合い、築き上げてきた絆も信頼も、たった1度の裏切りで呆気なく崩れ去って行く。
恐らくは、「君」の信頼を裏切ってしまった「僕」の責により喧嘩が始まり、別れ話へ発展していくのでしょう。

その様子は例えば恋愛映画に出来るような綺麗なものではなかったという事です。

“アンハッピーエンディング これで終わりにしよう
「サヨナラ」”
―「オカルトプロポーズ」歌詞より引用―

そして別れを告げる訳なのですが、普通に別れたのではオカルトになる要素は全くありません。
主人公は一体何をしたのか、どういう意味での「サヨナラ」をしたのか。オカルト要素を考えると……?

“誓いの指輪は音を消してすり抜けて
甲高く音を立てて弾んだ…
残…白き指輪の後次第に鮮血あかく染まり
僕は何故微笑んだ?”
―「オカルトプロポーズ」歌詞より引用―

僕と君とは婚約指輪まで交わす仲だったようです。或いは、実は既に結婚していたのでしょうか。
その指輪が指からすり抜けて落ちるという事は、主人公からは好意の気持ちが無くなってしまった事を表現しているのではないかと思います。
すり抜けた指輪が鮮血で染まるのは、主人公が君に何をしたのか、考える上でヒントになる表現ではないでしょうか。
そして、その瞬間微笑んだ時の気持ち。
主人公は自分で自分の気持ちがわからずに戸惑ってしまいます。
そして、被害者の「君」は好意を呪い、殺意に変えて主人公につき纏っているのかも知れません。



~リンク~

オカルトプロポーズ(Proposal~卒業告白~収録)/ヴィドールの歌詞|ROCK LYRIC

ヴィドールレビュー曲一覧はこちら




優しい悲劇/黒夢~レビュー164曲目~

~試聴~

~優しい悲劇収録CD紹介~

・3枚目のシングル「優しい悲劇」収録

・3枚目のアルバム「feminism」収録

・ベストアルバム「EMI 1994~1998 BEST OR WORST」収録

・ベストアルバム「黒夢シングルズ」収録

・ベストアルバム「黒夢コンプリート・シングルズ」収録




~優しい悲劇感想~

歪んだクリーンギターのイントロから心地よくピアノとギターのリズムが絡みあい生まれるミドルテンポのロックバラードです。
この曲のリズム感は本当に耳に心地よいですよ!

“あと少しだけ君を
見透かす事出来れば
Sorry I’m Late 我がままでも
頷けてあげたのに”
―「優しい悲劇」歌詞より引用―

あともう少し、ほんの少し君の気持ちが理解出来ていれば、自分が我慢出来ないと思った我儘でも許す事が出来たのに、と後悔が歌われています。

“そう少しづつ僕が 許せる事 増やせば
制限された時間 邪魔されず 過ごせたの”
―「優しい悲劇」歌詞より引用―

歌詞の主人公はきっと、とても心が狭い人物だったのでしょうか。
例えば、少し待ち合わせに遅刻してきたら怒って帰ってしまうくらいの。そこまではいかないかもしれませんが……

“優しすぎる悲劇を
君の瞳に最後の Melody
哀しすぎる喜劇を
僕の瞳に映した Sweet Irony”
―「優しい悲劇」歌詞より引用―

「優しい」のに「悲劇」、「哀しい」のに「喜劇」。
相反する感情表現が選ばれていますが、恐らくこれが、「僕」と「君」の感性がどれだけ異なっていたのかを示しているのではないかと思います。
それにより、お互いの好意にまで差があったのではないでしょうか。
例えば、歌詞の主人公が、僕自身が君とは合わないから、君が悪い訳では無いんだという前提で別れ話を切り出していて、相手の君からすれば好意を寄せている相手から突然別れを切り出されるという悲劇、でも自分のせいではないという所が少し優しい。
主人公からすれば合わない相手に別れを告げて先へ進み出せる喜劇、でも自分のせいなので、自分が改善出来ていたらもしかしたら……?という哀しさをはらんでいる、といった状況なのかもしれません。




~リンク~

黒夢 優しい悲劇 歌詞―J-lyric.net

黒夢レビュー曲一覧はこちら




I for you/LUNA SEA~レビュー163曲目~

~I for you収録CD紹介~

・11枚目のシングル「I for you」収録

・6枚目のアルバム「SHINE」収録

・ベストアルバム「PERIOD~THE BEST SELECTION~」収録

・ベストアルバ厶「another side of SINGLES Ⅱ」収録

・ベストアルバム「SLOW」収録

・ベストアルバム「LUNA SEA COMPLETE BEST」収録

・ベストアルバム「LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate BEST-THE ONE-」収録




~I for you感想~

心地よく歪んだクリーンギターの音が印象的な、壮大で力強い名バラードです。

ギターサウンドだけでここまでのバラードが仕上がるのか……と驚かされます。

フジテレビ系ドラマ「神様、もう少しだけ」の主題歌にも抜擢されており、LUNA SEAの知名度を上げるのに一役買った曲である事も間違いありません。

“ねぇ本当は誰も ねぇ愛せないと言われて
怖がりの キミと出逢い やっとその意味に気づいた”
―「I for you」歌詞より引用―

歌詞の主人公は誰も愛する事が出来ない人だったのでしょうか。「キミ」と出逢ってその意味に気づいた、という事は、主人公は「キミ」の事であれば愛する事が出来たのかもしれません。

“傷つく為 今二人 出逢ったなら 悲しすぎるよ”
―「I for you」歌詞より引用―

例えばこの先に別れを経験して、傷ついてしまう事になるのなら。
そんな経験の為に今出逢ったのだとしたら、確かにとても悲しい事です。
だからこそ、そうであって欲しくは無い、という気持ちが感じられます。

“心から キミに伝えたい……
きっとただ本当のキミの姿を求めて”
―「I for you」歌詞より引用―

だからこそ、本当にキミを愛しているからこそ、本当のキミの姿が、心が知りたいのだと、そういう気持ちなのではないでしょうか。

本当に愛する気持ちがある事を感じられる恋愛のロックバラードです。

なお、この曲の製作中にX JAPANのギタリスト・hideさんがお亡くなりになり、hideさんへのメッセージを歌詞に込めたというエピソードもあるようです。

解釈ではあえてその事を考えずに書いてみましたが、このエピソードをふまえて再び曲を聞いてみると、また何か違った雰囲気があるようにも感じられますね。




~リンク~

LUNA SEA I for you 歌詞―j-lyric.net

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