「天使の遺言」(竜樹諒 著)感想

読書
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感想

序盤は著者自身の人生が描かれます。

中盤では、サイババとの出会いや、ボランティア団体を通じた神社仏閣での神秘的な体験が語られ、著者がどのように精神的な世界に関わるようになっていったかが伝わってきます。

とりわけ印象的だったのは、「私の葬儀」という夢の話で、ただそれは母の死の事だったという解釈のようですが、それによって多分魂の半分が葬られたような感覚になったのかなと。

著者にとって母は唯一の理解者であり、その喪失は深い衝撃であったことが読み取れます。

また、かつて出版された『私が見た未来』が偶然にも東日本大震災を予言していたかのように受け取られ、TV番組『やりすぎ都市伝説』で取り上げられたことが波紋を呼びました。

偽物の登場なども重なり、著者は半ば強制的に表舞台に立つことになります。

予言に対する考え方としては、「予言に振り回されるのではなく、備えるために活用する」という姿勢の方が良いのかなと思いました。

防災意識を高める契機として予言を捉えて欲しい、という視点には共感を覚えました。

そして、「私が見た未来」の出版、その表紙に書かれている文章が偶然東日本大震災と重なる……

終盤では、「大災難の後に2つの未来が見える」とし、荒廃した世界か、愛に満ちた輝く世界かという選択の可能性が語られます。

個人的に、たつき先生とは全く関係が無い本を読んだ時に、その本で語られていた“地球が次元上昇することで世界が良い方向に変化する”という考えに何か通じるものを見出してしまい、「もしかすると今、何かが本当に変わりつつあるのでは」と考えたくなる作品でした。

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