Episode.0/GACKT~レビュー119曲目~

~Episode.0収録CD紹介~

・39枚目のシングル「Episode.0」収録

スポンサーリンク


~Episode.0感想~

本曲は、GACKTの歌声を元に作られた合成音声「がくっぽいど」を用いた楽曲として、mathruさん(かにみそP)が発表した曲をGACKT本人がカバーしたものとなっています。

2009年にニコニコ動画で開催された、GACKT本人の審査による「がくっぽいどコンテスト」のグランプリ作品となっており、GACKTさんも「泣ける曲」と評価していた曲です。

「曲は淡々と進んで行くけれど、歌で引っ張っている」という評価の通り、原曲はピアノとドラム、たまにストリングス等が入ってくるシンプルな構成となっていますが、GACKTさん版は激しくヘヴィなギターサウンドなどもふんだんに取り入れたハードロックテイストな楽曲となっています。

“そう俺は夢を掴む者 野望の為刀を赤く染める
戦国の世が世であるから何を犠牲にしても天下を取る

―「Episode.0」歌詞より引用―

舞台は恐らく戦国時代、少なくとも敵として目の前に立ちはだかる者を斬り捨てれば斬り捨てる程に地位と名声が上がっていく時代である事は間違いないでしょう。

“何もかも省みずに故郷の母にも手紙書けず
己の未熟さを知り気付けば体は血に染まった”
―「Episode.0」歌詞より引用―

そうして、全てを犠牲にして戦ってきたにも関わらず、更に熟練した技を持つ敵が現れたのでしょう、歌の主人公の侍は敵に斬られてしまいます。

“遠く向こうから聴こえてくる
優しく悲しい旋律

少女が何処かで歌ってるようだ
透き通った声が響きわたる
ふと涙零れ落ちた
故郷が思い浮かんだ
歌声が俺に気付かせた
平穏が一番大切だと”
―「Episode.0」歌詞より引用―

そして主人公は死の淵に瀕したその時、何処かで歌う少女の歌声を耳にし、最後の最期で故郷を思い出し、心救われ、涙したのです。
本当に大切なのは地位でも名声でもなく、平穏である事なのだと気付いたのです。
なお、「遠く向こうから」~「響きわたる」の間は、原曲では常に高音のがくっぽいど、という感じですが、GACKTさんアレンジだとファルセットが使用されており、まさに少女が歌っている、という事がGACKTさんなりに表現されている状態になっています。

“もし生まれ変われるなら
この声の少女のように
歌声で人を救えるような
存在になりたいと思うんだ”
―「Episode.0」歌詞より引用―

そして主人公は願います。この身はもう死んでしまうが、もし再びこの世に生を受ける事があれば、今自分が救われたように、歌で誰かを救える存在になりたい……と。

GACKTさんが惚れ込みカバーするにまで至った名曲です、下のリンクではGACKTさんVer.のみ紹介させていただきますが、興味を持った方は原曲と合わせて聴いてみて下さい。

スポンサーリンク


~Episode.0リンク~

GACKT/Episode.0

コメント

タイトルとURLをコピーしました